2024年1月1日(月・祝) 「未来がスペーズを待っている」
「おめでとう! おめでとう! もひとつオマケにおめでとー!!」
2023年は大変お世話になりました。
2024年も男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)を なにとぞよろしくお願いいたします。
2023年。「激動」といっていい、一年でした。
スペーズ結成以来グループを支えてきたメンバーの「卒業」。スペーズの主力メンバーの現役引退。芸歴1年未満のメンバー編成での活動。そして世の中はコロナ禍の収束。
スペーズにとって「再起動」の一年になりました。
7期生の頑張り、新戦力8期生の活躍、フロントスタッフとなった3期生の献身、関係する皆さんのご協力によって、なんとか2023年を乗り切れました。
なにより、新体制になってもスペーズを応援し続けてくれたお客さんの存在は特に大きかったです。本当にありがとうございます。
スペーズは2024年の秋に「9周年」を迎えます。紆余曲折を重ねながら活動を続けてきました。いまだに「男装アイドル」、「男装パフォーマー」、「男装タレント」というジャンルが広く一般的なマーケットを開拓できず、限られた人たちの嗜好の範囲に留まっていることに「何かの壁」があるように思えます。
その「壁」を超えるためには「性を売り物」にしていくのではなく、「パフォーマンスを売り物」にしていくしかないと本気で思っています。「性別を超えたパフォーマンス」に到達出来た時に「男装」は一般的な個性のひとつとして市民権を得られるに違いありません。
どかかで「性を売り物」にしているうちは、「アンダーグランドなカルチャー」というイメージから「男装」を解放することは難しいと考えます。
スペーズがやっていることは、そういうことへの「挑戦」だと思います。
模索の中、7期生・須賀 雅、猫村 百、三日月 詩そして8期生・浜波 慎 が、「6期生以前」のスペーズとは、どこかが違う「スペーズ」を生み出そうとしています。
その空気は7期生がステージデビューをして1年ほど経った2023年の秋頃から現れはじめました。具体的にどうというハッキリしたものはありませんが、久しぶりにスペーズのステージを見たお客さんからは「以前とはどこか 違いますね」と言われます。
メンバーが総入れ替えとなっているので、「違う」というのは、そういうことも含まれていると思います。
しかし、2023年最後のステージとなった12月30日(土)の外部公演で、その「違い」が顕在化しました。
この日のイベントは8年以上続いたイベントブランドの最終日です。午前中からイベント支持者のお客さんの熱量が高く、どの出演者のステージも盛り上がっていました。
つられるように夜の部のスペーズのステージも熱いコールが飛び交い、ライブは大いに沸きました。そうです。すごく沸いたのです。お客さんは男性客がほとんどの会場の中だったのにも関わらずスペーズが外部公演では初めて経験するほどの盛り上がりでした。セットリストもロック色が強いものだったという理由もありますが、「男装アイドル」でも、こんなに男女関わらずステージとホールが一体になれるのかと初めて知るほどでした。
ボルテージの高まりは、メンバーとお客さんの間で相互作用を生み出し、尻上がりにライブは盛り上がりを見せました。2023年の締めくくりに相応しいステージとなりました。
メンバーも何かの手ごたえを感じたはずです。スペーズのパフォーマンスは「このくらいまでは会場を沸かすことができるんだ」というポテンシャルの高さを確認できたのは大きいと思います。
男女に関わらず、パフォーマンスで誰かを「笑顔にする」。今のスペーズが生み出そうとしているのはそういうモノだ思います。過日のライブではその片鱗に触れることができたのではないでしょうか。
たいへんな収穫です。2024年への期待につながりました。
さて、2024年。
2023年が「再起動」の年となったスペーズは、2024年に「加速」をテーマに活動していきます。
過去のスペーズが経験したことを改めて経験し、知見を深め、さらに先へ進みます。
ラジオ番組への出演、大型イベントへの参加、お笑い・演劇イベントへの挑戦などです。
そして、メンバーの増強に力を入れます。2024年前半までに新規メンバーの大幅な加入を計画します。それによるステージパフォーマンスの迫力増を目指します。
これらは来たる2025年を「ブースト (押し上げ、強化、増強)」の年とするための「助走」となります。
「未来がスペーズを待っている」
そう信じて、2024年も活動して参ります。
2024年が皆さんにとって素敵な一年になりますように。
どうか今後もスペーズのことを応援してください。
よろしくお願いいたします。
※ 2024年1月1日(月・祝) 7:09 いつもより寒くない元旦の朝に。
以上
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