ローカルアイドル界隈が抱える課題②「アイドル側の意識、お客側の意識」
ローカルアイドルイベントの主催者さんと、さらに踏み込んだ意見交換をしました。「アイドル側の意識」と「お客さん側の意識」についてです。
「ライブハウスでのイベント」から「屋外無銭イベント」にお客さんが流れている事情のウラには「アイドル側の意識」の問題もあります。
本来、「ライブハウスでのイベント」と「屋外無銭イベント」でのステージパフォーマンスは「別モノ」です。
「ライブハウス」には色とりどりの照明があります。暗転明転といった演出ができます。場合によってはスモークマシンによる特殊効果や会場によってはレーザーといった仕掛けや大型プロジェクターといった装置もあります。ステージ袖ヘのデハケ(出入り)といった見せ方も使えます。音響の迫力も屋外PAとは別モノです。
であれば「ライブハウスでしか見られない」ステージを工夫することは可能なはずです。
「屋内では屋内の魅力」、「屋外では屋外の良さ」。それぞれの価値を作り出すことが出来れば、屋外イベントばかりにお客さんが流出することには一定の歯止めがかけられるはずです。
しかし、実際はそうはなっていません。
言葉を選ばずに言えば、「屋内ライブを見てもらおう」という努力と工夫が、アイドル側に足りていないのかもしれない、ということになります。
また、「パフォーマンスによる集客」を目指したいのか、「物販交流会」での売り上げを追い求めているのかという「考え方」の違いもあるのかもしれません。
もうひとつが「お客さん側の意識」です。
とはいえ、お客さんはお金を払う側なので、選択の自由があります。「何をどう楽しもうが、お客側の勝手」であることは否定できないということは承知しています。
しかし、あえて申し上げます。(ただし、誤解を生むといけませんので申し上げます。アイドルとグループとそのお客さんのすべてにあてはまるわけではありません)
「推しているアイドルやグループを是非、上のレベルに。もっといえば中央 (東京) に押し上げるように支援してください」
アイドルやグループによっては「別に東京に行けるほど売れなくても日銭を稼げればいい」と考えているかもしれません。みんながみんな全国区になりたい、と思っているわけではないかもしれません。それはそれでいいとは思います。
しかし、「もっと売れたい」「もっと有名になりたい」と思っているアイドルやグループはいます。そういう人たちに対しては「ずっと自分たちのそばにいればいいじゃん」という考えはあきらめて、是非、次のステップに押し出してほしいのです。この傾向は特に女性グループの男性ファンに多く見られる傾向のようです。
東海地区は、この10年間で「誰もが認める全国区」になったアイドルを輩出していません。(グラビアアイドルと名古屋を拠点にする東京主導のアイドルは除きます)
この状態が続けば、ローカルアイドル文化は縮小の一途をたどり、早晩、「ほぼなくなる」ことは目に見えています。
この文化を守るために、今一度「アイドル側の意識」と「お客さん側の意識」を高める必要があると考えています。
以上
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