「メンバーと役割」 浜波 慎
出演メンバーの顔触れや人数によって、ダンスの「構成」(立ち位置や移動といったフォーメーションのこと) が変わります。
本番を控えた稽古場では、新しい構成に合わせてリハーサルが行われます。みんな事前に配布された「構成表」を手に立ち位置を確認しながらダンスをします。
ただ、ひとりだけほとんどスマホ画面の構成表を見ることなく、ダンスをするメンバーがいます。
浜波 慎です。
何故か。
スペーズではグループの活動を支える役割をメンバーで分担しています。得手不得手、向き不向きはありますが、それぞれに十分な仕事をしています。
浜波 慎は「ダンス構成」を担当しています。
歌のどの部分で誰がどの位置に立つのか、限られた移動時間でどの順番で誰がどのコースを移動すればぶつからないか、キレイに移動できるか。そういったことを歌詞に割り当てて考える役割です。
構成を考えるうえで、浜波 慎が意識していることがふたつあります。
ひとつは「メンバー全員ができるだけ一度はセンターに立つこと」です。およそ3分の演奏時間の中で、誰かに偏ることなくセンターの位置に立てるようにしているのです。
もうひとつは「ステージの中央線に対して7期生、8期生の同期同士が左右対称のボジションに出来るだけ入れるようにする」ことです。
ここには浜波 慎なりの美学があるように感じます。
このように浜波 慎にとっては「自分で作った構成」が頭に入っているため、稽古場で構成表をチラチラと見る必要がないのです。
スペーズのステージをご覧頂く時には、是非、「浜波 慎がどのように構成したか」を確かめながらお楽しみください。
以上
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