「ブッキング」と「恩返し」
「ブッキングマネージャー」という仕事があります。特に複数のアイドルが出演するアイドルイベントを開催する場合、出演者を集めるのがブッキングマネージャーの仕事です。
ブッキングはイベントの主催者自身か関係者が行ったり、外部に委託することもあります。大きなタスクはイベントの営業的成功です。つまり出来るだけ多くの一般来場者を集め、入場料収入を得ることが求められているわけです。
来場者を集めるためには「お客さんを呼べるアーティスト」をどれだけブッキングできるかがカギとなります。そのためにはアーティスト自身もしくはアーティストの運営者や所属事務所とのパイプがどれだけあるかが重要になります。
同時に招聘しようとするイベント自体がどれほどネームバリューやブランド力があるかもブッキングマネージャーにとっては大きなポイントになります。
ありがたいことにスペーズにもイベント出演のオファーを頂いています。本来ならば「そちらのイベントに是非出演させてください」と営業して、出演するステージを獲得していくべきなのですが、色々なイベントのブッキングマネージャーさんから、お声がけを頂いており、ステージパフォーマンスの機会を失うという事態は回避出来ています。
本当に感謝しております。
しかし、ブッキングマネージャーさんからすれば、もっと集客力のあるアーティストを優先するべきが本来のはずです。イベントの出演枠には限りがあるからです。
なぜ、スペーズに出演の機会を与えていただけるのでしょうか。いくつかの理由がありますが、ひとつには「期待していただいている」ということがあるようです。
「今はまだまだだけれど、きっとブレイクする」「地道に努力していることが伝わってくるので応援したい」「新しいマーケットを開拓してほしい」ということのようです。
ありがたいなと思うとともに背筋が伸びる思いです。
ブッキングマネージャーの皆さんにスペーズがしなければならないのは、そのご期待に応えられるようになることに他なりません。
ひとりでも多くのお客さんに来て頂けるようになって、応援していただいた皆さんに「恩返し」をしたいです。「よかったね、よくここまで成長したね」。そう言ってもらえるようにメンバーたちと日々、地道な努力を続けていきます。
以上
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