“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百六通目『自分を肯定してあげていい』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百六通目『自分を肯定してあげていい』
客席のお客さんの心を満たしてあげようと思うのであれば、まず、ステージ上の君自身の心が満たされていないといけません。
君の心がカサカサなのに、相手の心を潤そうとすれば、君は無理をしないといけなくなります。ただでさえカサカサなのですから、無理をすることで君の心は傷ついたりするかもしれません。
それはあまりいいことではありません。
君自身の心をいきなり満たすような魔法はなかなか見つかりません。なのでまずは君自身の心を満たす「準備」からしましょう。
そんなに難しいことではありません。君はもう少し「自分自身を肯定して」あげればいいだけです。
もし、「そんなこと出来ないよ」というのであればちょっと考えてください。君は “アイドル” や “何者か” になることを目指しているのですよね。日々、稽古をして、本番の舞台に立っているのですよね。それってスゴイことですよ。周りの誰もやっていないことです。
「芸能やってみよう」
そう思っただけでもスゴイのに、本当にそれをやっている君はスゴイ人なのですよ。
まずは君が君自身を「肯定」してあげてください。「自分、なかなかスゴイぞ」と。
ほめてあげてください。自分自身のことを。スゴイです。エライです。ガンバッテいます。
君には君自身を「肯定」する資格があります。
毎日、自分自身のことを君が「肯定」してください。
そうすれば、やがて君の心は満たされてくるはずです。
そして、お客さんの心も満たせるようになるでしょう。
君は自分自身のことを、もっともっと「肯定」してあげていいのですよ。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五通目」は2024年1月17日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七通目」は2024年1月31日の記事
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