“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 九十通目『お金をもらっているんだという意識』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 九十通目『お金をもらっているんだという意識』
君がもし「芸能」の活動をすることで「1円」でも収入があるのであれば、『君はプロ』です。
また、自分自身がまだ1円ももらえる立場でなかったとしても、「君を見るためにお客さんが入場料を誰かに支払って」いたら、やはり『君はプロ』です。
君には「お金をもらっているんだという意識」はありますか?
「自分はプロなんだという意識」はありますか?
お客さんが支払ってくれている金額にふさわしいパフォーマンスを見せている自信はありますか?
お客さんが買ってくれている金額に見合ったエンターテインメントをちゃんと提供できていますか?
自分の芸能に対する対価が適当かどうかがわからないと、君は言うかもしれません。
「自分の芸能を獲得するのに〇〇時間も時間を費やしているのだから、これくらいはもらって当然」と言うかもしれません。
そういう君に質問します。
「今のステージ上の君」に対して、「君がもし客席にいるお客」だったら、君は果たして『いくら支払えますか?』
本当にその価値は芸能の市場において適正価格ですか?
自分の『価値』は、そういうふうにして、磨いて、高めていかなければならないのです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 八十九通目」は2023年9月27日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 九十一通目」は2023年10月11日の記事
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