先輩通信「情緒がない」
フロントスタッフの高月 圭はコーチとしてダンスの先生の補助や後輩への直接指導を行っています。
稽古場では、まず、現役メンバーと一緒に柔軟体操や筋トレをし、アイソレーションや基本ステップをメンバーと同じメニューで消化します。
そのあと、ダンスの先生の補助を行います。
時にはアイソレーションが苦手なメンバーにポイントを伝えたりします。
指先まで意識することを伝えています。真剣な目つきです。
鈴川 彰、高月 圭が卒業した後も彼らが後進の指導にあたってくれていることはスペーズにとって、とても大きいと思います。
先日、高月 圭が現役メンバーのダンスについて非常に的確な指摘をしていました。
「情緒がない」
ダンスで必要なのは「正しい振り付けで踊る」ことだけではありません。観ている人に「伝わるか」ということが大変重要となります。高月 圭がメンバーに言ったのは「君たちのダンスには情緒がない」ということです。
まだ、「振り付け」を踊ることに一所懸命な現役メンバーにとっては、レベルがひとつ上の要求ですが、「さすが」と感じました。
自分が現役だったころと今のメンバーとを比べると、「何が足りないんだろう」と高月 圭はいつも考えているのだと思います。
「情緒」という表現は、どのダンスの先生も使ったことがないコトバです。高月 圭なりにメンバーに伝わる表現を探した結果、発せられたコトバなのでしょう。
とても良く伝わるコトバです。
「ああ、指導者として高月 圭は成長していってるんだなぁ」と感じたのでした。
以上
0コメント