鈴川 彰と高月 圭。空気を支配できる2人
2023年2月25日(土) 「アイドルドランカー in 名古屋」@ VERSUS東海ホールの「2部」。出演のメンバーは鈴川 彰、高月 圭、須賀 雅、猫村 百 の4人でしたが、前半は鈴川 彰と高月 圭のデュオがお客さんを魅了しました。
「会場の空気を支配する」とは、このことか!? と思わせるパフォーマンスでした。このステージをお客さんに観ていただけて本当によかったです。
出演メンバーのうち2人しかステージに上がらないので、普通なら「ちょっと寂しいんじゃないの」となるところかもしれませんが、この時の鈴川 彰と高月 圭のデュオは、そんなことを微塵も感じさせない濃密なパフォーマンスを披露しました。
楽曲は「キンダンノ」。一線を越える寸前の時間をあえて楽しむという余裕のある大人の関係を歌った曲。
「forbidden love,forbidden love」というコーラスから曲は始まります。
この日、曲の世界観をリードしたのは高月 圭でした。「キンダンノ」のダンスは「曲線」的なイメージのものが多く、まず圭がダンスで魅せます。
2人がウェーブを決めるシーン。大人の余裕を表現します。
ステージには2人しかいない分、スペースを大きく使えます。「キンダンノ」の世界観の中で鈴川 彰も開放的になっていきます。表情にも「楽しみ」の色が見え始めます。
楽曲の盛り上がりの一場面です。物語に入り込んだ高月 圭が鈴川 彰にアイコンタクト。仕掛けます。
空気を感じた鈴川 彰。このへんの「呼吸」は稽古で段取りできるものではありません。場数が関わると思いますので、彰と圭だからこそというところでしょうか。
鈴川 彰が受けたことを察する高月 圭。パフォーマーとして嬉しい一瞬です。
2人が会場を支配した瞬間です。エモい、とはこういうことだと思います。
2人が描き出す物語の世界が完全にシンクロしました。
チームとして一つのパフォーマンスを完成させ、会場のお客さんの心を満たす。これほど幸せなことがあるでしょうか。
終演後、2人ともこのステージのパフォーマンスには手ごたえを感じたと言っていました。そう度々はない高いレベルのパフォーマンスだったと思います。
曲の最後、「しーっ」のキメポーズも完璧です。
現役のステージパフォーマーとして、この2人の姿が見られるのも、あと数回です。是非、出来るだけ2人に会いに来てください。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
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