年季を感じるステージ・桐山 涼

 2023年1月20日(金)、オールジャンル定期イベント「情熱LIVE!! midnight編Vol.13」@ 鶴舞DAYTRIP (名古屋・鶴舞) のステージ。常連のお客さんをして「会場の空気を支配していた」と言わせしめた舞台となりました。


 なんと嬉しいお言葉でしょう。

 確かにこのところのライブにおいての桐山 涼、鈴川 彰、高月 圭の3人の立ち居振る舞いには余裕と貫禄を感じさせるものがあり、安心してパフォーマンスを観ていられます。


 「年季を感じる」とはこのことでしょうか。


 「舞台をコントロールできる力」。そういうものが身に付いてきたのでしょう。本人たちもそれに気が付いており、ステージが楽しいようです。


 1月20日(金)のステージ、ショートコント「暗闇でドッキリ!!」の前振りで桐山 涼がリハーサルにはなかったトークを「ぶっこんで」来ました。

 涼の本領発揮です。スペーズに加入した7年前から涼には「突然、何かを差し込んでくる」力がありました。最初の頃は「闇雲に」という場面も多く、メンバーが拾いきれず戸惑う場面もありました。

 しかし、最近では「鈴川 彰か高月 圭が必ず拾ってくれるだろう」と考えているようで、良いタイミングで「笑いを取れるぶっこみ」を放り込んできます。

 1月20日 は「ぶっこみ」を高月 圭が見事にさばくのですが、あまりにさばきが上手く「(自分でも) 漫才が始まったのかと思った」(高月 圭 談) というほど会場が沸きました。


2023年1月20日(金)「情熱LIVE!! midnight編Vol.13」より。前振りがいつの間にか「漫才」に。高月 圭のさばきもお見事。



 「涼のぶっこみ」。それらはほとんどが事前に考えていたり、用意していたものではなく瞬発的に思いつくそうです。

 この涼の「瞬発力」は鈴川 彰、高月 圭との (必ず拾ってくれるという) 信頼関係を得て、ますます磨きがかかったように思えます。 


 2022年11月27日(日) 定期公演「スペーズワンマンショー 99 7周年編」より。リハーサルにない「高月 圭のメガネいじり」をぷっこむ桐山 涼。↓

 

 桐山 涼の「瞬発力」は、今キャリア中で最高潮に達していると感じるのです。

                                               以上







男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。