“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 三十四通目『恩とお陰様』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 三十四通目『恩とお陰様』
ブレイクした人、順調にいっている人。そういう人はたいてい「お陰様で」と仰います。そして、「今、自分があるのは〇〇さんのお陰なんです」とお話をされます。
「何者か」になっている人は必ず誰かに「恩義を感じて」おり、その恩を返そうと日々を過ごしていらっしゃいます。
ところで、君は誰かに奢ってあげたり、ご馳走してあげたり、ブレゼントしてあげたことがあると思います。憶えていますよね?
では、逆に奢ってもらったり、ご馳走してもらったり、プレゼントをもらったりしたことをどれほど覚えていますか?
人間は「人にしてあげた事」は覚えているのに、「してもらった事」は意外に『覚えていない』のだそうです。
なるほど。そうかもしれません。
「お陰様で」と言える人は「恩」を忘れない人なのだと思います。きっと、そういう人が「何者か」になっていくのではないでしょうか。
ということは、結局「何者にも」なれなかった人というのは、「恩」を忘れていく人なのかもしれない、ということになるのだと思います。
もちろん、生きていれば、色々なことがありますから、このことだけが「何者にもなれなかった理由」とは言い切れませんが・・・
さて、君は、どちらの人ですか?
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 三十三通目」は2022年8月31日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 三十五通目」は2022年9月14日の記事
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