夏の風物詩 「いきなり!! コワ〜イ話」
スペーズの定期公演の演目の中には「季節もの」があります。毎年、年の初めの公演にはメンバーが見た「初夢」を「夢診断」して、一年を占う「いきなり!! 夢診断」というコーナーがあります。
夏には「納涼」という意味で事前にお客さんから集めた「こわい話」を読み上げる「いきなり!! コワ〜イ話」というコーナーがあります。
コロナ禍以上にコワいコトがなかったので、ここ2年はコーナーをお休みしていましたが、2022年7月17日(日) の 定期公演「スペーズ ワンマンショー 95 納涼編」で復活します。
「こわい話」といっても、必ずしも「心霊体験談」ばかりではありませんが、「お客さんから集めた話」ばかりです。同じ会場内にいる誰かが「本当に体験した話」だと思うと「怖さ」も倍増します。
メンバーが読み上げる「こわい話」。過去にどんなものがあったかご紹介します。
「いきなり!! コワ〜イ話 2018年 夏」
● 私がまだ中学生だった頃に、父方の実家で法事の手伝いをしていた時の話です。私には保育園に通うの甥っ子が2人いました。彼らはまだ小さいので、法事の邪魔にならないようにと2階の部屋で遊ばせてしました。
甥っ子たちの様子を見ようと、お菓子を持って2階に上がりました。「ワァーン!!」。私が部屋のドアを開けるや否や、甥っ子たちが泣きながら飛びついてきました。
「ど、どうしたの?」と聞くと2人は一斉に「首だけのお化けがいた!!」と先程まで遊んでいた部屋の隅を指さして言うのです。
私には何も見えなかったので恐る恐る部屋に入りました。
「首だけのお化け、まだいる?」と聞くと「もういない」とようやく泣き止んだのでした。
彼らが見たのはなんだったのでしょうか。
小さい子供にはこの世のものでは無いものが見えてしまうのかもしれません。 (20代 女性)
● 子供の頃、携帯電話なんてない頃の話です。家にある固定電話には親機と子機がありました。内線で親と電話するのが好きな時期があったのです。
リン、リン、リン、リン……『もしもし動物クリニックです!今日はどうしました?』なんて ごっこ遊びをして、親も『ペットの猫の調子が悪いんです』って返事をしてくれていました。
ある時、いつものようにリン、リン、リン、リンと内線電話の呼び出し音が鳴りました。『もしもし』と電話に出たところ『もしもし』と返ってきた声が何となく親と違っている気がしたのです。でも電話だからな、って気にしなかったんです。
子供の自分はそれが楽しくてもう一度親にかけてもらおうと頼みに行ったんです。そしたら『えっ?今誰もかけてないよ?』ってそう言われたんです。
あの時、呼び出し音は間違いなく内線の音でした。
私は一体 誰と言葉を交わしたのでしょうか? (20代 女性)
● 私が小学生のときの話です。
沖縄にはユタと呼ばれる、言わば『霊能者』や『巫女さん』のような人がいます。ある時、父がユタのおばあさんに「あんたの娘、どこかにマブヤー(沖縄の方言で魂のこと) 落としてるよ」と言われたそうです。
父はとても驚きました。このおばあさんに自分に 娘がいることなんて一言も言ってなかったからです。後日、父と私はそのおばあさんに会いに行きました。
「あんたのマブヤー、病院に落ちてるようだけど、心当たりはある?」と聞かれました。私は、はっとしました。すこし前に体調をくずし、病院に行った時のことです。点滴を打ってもらったあと、激しい立ちくらみ襲われ、その場に倒れたことがあったのです。
「マブイグミ」という魂を戻す儀式をしてもらったいました。
「あんたがマブヤーを落としていた間、御先祖さまがあんたに憑いて守ってくれていたんだよ。でもね、その御先祖さんはあんたの守護霊じゃないから、いつまでも憑いてるわけにはいかないので、ちゃーんと帰ってもらったからね」と。
ご先祖様との縁を感じる、不思議な体験でした。 (メンバー)
● 知り合いの女性Aさんの話です。数年前からAさんはストーカーに悩まされていました。ある時、彼女の妹がこう言ったのです。
「お姉ちゃん、私、気になる夢を見たの」「何?」と彼女はおそるおそる聞きました。
実はAさんの妹には霊感のようなものがあり、たまにこういう話をすることがあるのです。妹が言うには、Aさんがあのストーカーに追いかけ回されるというのです。
その状況はかなり具体的なものでした。彼女は妹の忠告を聞き、なるべく1人で出歩かないように気をつけていました。
Aさんが妹の夢のことを忘れかけていたひと月後。彼女の仕事帰りを狙ったストーカーが現れ、夢と全く同じように追いかけられたのです。その時は、人気のある道に出て無事に家にたどりついたそうです。
この話には続きがあります。
今から数週間前、Aさんの妹がまた夢を見たそうです。その夢というのが、、、Aさんの家に、例のストーカーが現れ、彼女がナイフで刺される、というものです。
Aさんはまだ元気で過ごしているのですが、私は心配でなりません。 (メンバー)
● 暗い夜道を一人で帰っていたら、向かい側から大柄な人影が・・・
なんだか怖いな、と思って道の反対まで避けたら、その影が近づいてくるのです!!
「姉ちゃん」
私を迎えにきてくれた弟でした。ごめんね。 (20代 女性)
いかがでしたか? 少しは「涼しく」なったのではないでしょうか。今年の「いきなり!! コワ〜イ話」は「心霊現象」は控えめになるかもしれませんが、粒ぞろいのエピソードが揃っています。定期公演「スペーズ ワンマンショー 95 納涼編」、是非、ご予約願います。
2022年 7月 17日 (日) 定期公演「スペーズ ワンマンショー 95 納涼編」
時間 11:30開場 12:00開演
料金 2,000円(1ドリンク込)
会場 ROXX栄(名古屋市中区錦3丁目6−13 たての街ビル B2)
※終演後物販ございますが、感染症対策をした上での物販となります。
ご予約はコチラからどうぞ ↓
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