出来ないなら出来るように考えよう
スペーズのメンバーと日々過ごしていると、その成長を目の当たりにする瞬間があります。
歌唱力が向上したり、ダンスが上達したりというスキルの成長というのは毎日感じることなのですが、内面的な成長について知ることができる時には感動を覚えることがあります。
スペーズはミーティングで、先々の公演の企画を話し合います。スペーズのワンマン定期公演は歌・ダンス以外の演目も番組として編成しますので、早め早めに内容を決めていく必要があります。
どんなコンセプトの公演にするのか、どんなコーナーを準備するのか、芝居系の演目を披露するなら、どれくらい稽古時間がとれるのか、などを話し合います。
時間や費用、その他の条件で制約される中で、お客さんに楽しんでもらえるショーを制作しなければならないのです。
何年か前であれば、こういう打ち合わせの席でメンバーがよく口にしたのが、「〇〇だからできない」、「〇〇がダメだからやめておこう」というセリフです。
つまり「出来ない理由や言い訳」を並べるというパターンです。ありがちだと思います。「出来ない理由」を考えるのは、とても簡単です。それを言っておけば、面倒なことをやらずに済んでいくので「楽」です。でも、成長も発展もできません。そのことを都度都度、メンバーに伝え、理解を促してきました。
先日のミーティングでのことです。「こうしたいけど、このままだと出来ない」という問題が浮上しました。その時、あるメンバーが発言したのです。
「出来ないなら出来るように考えよう」
その一言が他のメンバーの気持ちを奮い立たせました。「そうだね」「じゃあ、どうする」と事態の解決に話題が展開していきました。
感動しました。こちらの思いがちゃんと伝わっているんだなと感じました。
スペーズのメンバーの成長は、きっとステージの上からでもお客さんに伝わっていると思います。困難な道のりではありますが、くじけず立ち向かっていってほしいと考えています。
そんなメンバーたちをこれからも見守っていてください。よろしくお願いいたします。
以上
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