演技と歌とMCと
スペーズは結成当初から「歌・ダンス」以外に「演技」の稽古をレッスンのカリキュラムに組み込んでいます。
定期公演では短い芝居を披露しますから、そのためのスキルを磨いています。ひょっとしたらメンバーの中には俳優としての才能を伸ばしていく人がいるかもしれません。
どんな能力でブレイクしていく人が生まれるかは誰にもわかりません。スペーズはメンバーが持つ色々な可能性を引き出して伸ばしていきたいと考えています。
歌を披露する際に演技力は生きてきます。
スペーズの楽曲のすべてには「振り付け」があります。すべての「振り付け」には意味があります。なんとなく動いている「振り付け」というものはありません。歌が伝えたいメッセージや物語、感情を補完するのが「振り付け」です。
さらに「歌詞」にもパフォーマーの解釈や表現が必要になります。
「振り付け」や「歌詞」の表現は、「演技」に通じるものがあるのです。
スペーズのメンバーは、演技力を身に着け、成長していきながら、歌の世界にどんどん追いついてきているように思えます。
ちなみに演技ができるようになると、MCの力も鍛えられていきます。
「どういう言葉で」、「どういうリズムで」、「どういうタイミングで」、「どういう声の大きさで」、「どういう声の強弱で」、「どういう抑揚で」、「どういうニュアンスで」、「どういう感情で」、「どんな表情で」、「誰を見ながら」、「どんな身振り手振りで」そして「どんな話の組み立てで」トークを展開すれば、情報の伝達ができるのか、場の空気をコントロールできるのか。
そういったことのすべてが演技の勉強の中から学ぶことができるのです。
演技の勉強をするのは演劇や芝居のためだけではありません。パフォーマーとして必要な「表現力」は演技の勉強をすることで強化することができるのです。演技と歌とMCには相関関係があるのです。
以上
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