虚構に対する「いいね!」の価値
“盛れる” カメラアプリで撮影した写真をSNSにアップするのは、今では「当たり前」となっています。これはローカルアイドルの世界でも「普通」のことです。
しかし、スペーズは「盛る」ことを原則的に禁止しています。フィルターをかけても最低限にするようにメンバーにはお願いしています。
理由。カメラアプリの加工には際限がありません。加工が過ぎると実物との乖離が起こります。そうすると「実物は写真と全然違うじゃんwww」ということになりかねません。
そうなってしまうと「いいね!」や「フォロワー」を増やしたくて、写真を盛ったことが逆効果になるかもしれないのです。
活動の領域をネット上に限定する場合なら別ですが、ライブパフォーマンスを売りにしたい場合、ネット上の写真を盛り盛りにすることは必ずしも良い戦略とはいえないのです。
スペーズは、マスメディアでの活動を将来の目標のひとつにしています。メディア側の担当者に「写真と実物と全然違うね」と思われることがプラスなのかマイナスなのか。推して知るべしということです。
以上
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