“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四通目『極端な話、神』

◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四通目『極端な話、神』


 ステージの上とホール (客席) の間には境界線があります。君がステージの上に立つことを望んでいるならば、そのことを強く意識してください。

 境界線といってもステージの上と下を分ける物理的な境目のことではありません。ステージの上は「次元の違う世界」だということです。

 おこがましい言い方かもしれませんが、ステージの上に立つ人 ( “アイドル”や“何者か” )は、極端な話、「神様」みたいなものです。その一挙手一投足でホールにいる人の喜怒哀楽を自由に操るのですから。それはもう「神の御業」と言ってもよいと思います。

 「神」のおわす場所ですから、ステージの上には普通の人は上がれません。

 羨ましいです。そうなんです。ステージの上に立てるということは、人に羨ましがられるような「特別なコト」なのです。


 そして、「神」になるためには大切なコトがあります。ホールにいる人 (お客さん) を「幸せ」にできるかどうかということです。お客さんは「幸せ」を感じたくてステージ上にいるあなたを見に来てくれるのです。


 「神」になりたいのであれば、「ホールにいる人」をいかにしたら「幸せ」に出来るか。そのことを一所懸命に考えられるパフォーマーになることです。

                                                 以上


「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 三通目」は2022年2月25日の記事 

 「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 五通目」は2020年3月3日の記事

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。