成長するコント芝居 ③
2022年1月30日(日)の「スペーズ ワンマンショー91 星乃 蓮 卒業 編」では2本のコント芝居を披露しています。1本が「コント ほっしー先生 完全版」。そしてもう1本が「レジェンド」です。
「レジェンド」の完成台本が出来上がったのが2018年3月です。以来、マルチキャストシステムとメンバー交代の中で様々なバージョンの「レジェンド」を披露してきました。
「映画撮影に初めて臨む新人俳優。共演者はレジェンドと呼ばれる大ベテランなのだが、付き人と共に現場に現れたのはヨボヨボの老人だった。果たして、映画は無事に撮影できるのだろうか 」
スペーズのメンバーが好んで上演する定番のコント芝居です。
現在、上演している台本はメンバーが「ショートバージョン」と呼んでいるモノ。それをベースにキャストによって細部を変更しています。
1月の定期公演では監督を桐山 涼、新人俳優・大野を高月 圭、付き人・田村を星乃 蓮、ベテラン俳優・松頭を鈴川 彰が演じました。
同じ配役で2021年12月の定期公演でも「レジェンド」を披露しており、この時に新しい演出を追加しました。ベテラン俳優・松頭の演技力に心酔した監督がハリウッド進出を目論んで「英語バージョン」を撮影するシーンです。
それまで、この場面では松頭が映画「タミネーター」のテーマを彷彿させるハミングの中でペラペラと英語のセリフをしゃべるという演出でした。
新しいバージョンはミュージカル映画の曲が流れ、松頭が歌うようにセリフを言い、監督も田村もシーンの中に同化しているというカタチになりました。ついでに三方礼で芝居を締めるオマケも付きました。
「バージョンアップしたね」。 終演後、お客さんから評価をいただきました。
「レジェンド」だけでなく様々な演目でメンバーは成長していきます。どうぞ今後もその過程を見守ってください。
以上
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