「いきなり!!クライマックス」とマルチキャスト方式
2021年8月15日(日)の「ワンマン定期公演 SPADES86」でいきなり!!クライマックス「学校爆破」(作:やとみまたはち) を5年ぶりに再演しました。
メンバーのほとんどが代替わりしているためキャスティングはまったく違いますが、当時を知るお客さんからは「懐かしくて目頭が熱くなった」「また見たい」と好評価でした。時間が経っているため、一部のセリフ、音楽も差し替えましたが、「セリフが変わってたね」と気づいてくれる方もいらっしゃいました。
「いきなり!!クライマックス」はシリーズで、他にもストーリーがあります。最近のスペーズにはないシリアスな芝居ものです。ふつうの演劇は90分だったり、長いものでは2時間を超える作品もあります。馴染みのない人には演劇は長く感じるでしょう。スペーズが考えたのが「長い物語のクライマックス部分だけを見てもらおう」という企画です。影ナレであらすじをザクッと紹介した後、最高潮の場面をスペーズのメンバーが演じます。すべてオリジナル脚本です。
スペーズには「マルチキャスト」というシステムがあります。同じ芝居でも配役をまったく変更して上演するというものです。同じ演目を繰り返して披露しても、キャストが変わると別の雰囲気が生まれます。メンバーにとっては様々な登場人物を演じることができますし、お客さんにとっても推しメンの色々な表情が楽しめます。短い尺のお芝居だからやりやすい方法です。
「学校爆破」は、一部のキャストを入れ替えて、近いうちに再演しようと思います。お楽しみに。
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