スペーズ 第〇章
浅い歴史ですが、スペーズは活動を章立てしています。対外的なものではなく、自分たちの段落としています。
「第1章」(SPADES 1.0)は、活動を開始した2015年11月から2017年2月まで。歌・ダンスは少なく、芝居系の演目がメインでした。劇中で歌うミュージカル調の演目もありました。歌いながら芝居をするという、なかなか難しいことをやっていたと思います。ただ、定期公演ではお客さんはしっかりと見てくれますが、フリーのお客さんが多い外部公演では、お芝居ではアピールしにくいという弱点がありました。通りがかりにお芝居の一部をチラ見しても食いついてくれるまでにはいかないのです。
「第2章」(SPADES 2.0)は、2017年2月から2020年1月まで。「第1章」の演目はすべて封印し、歌・ダンスの比重を増やしました。外部のアイドルイベントへの出演が増えたのは楽曲レパートリーが充実したためです。また、楽曲以外の演目もカジュアルなもの、実験的なものを次々と発表しました。外部の演劇への客演やラジオ番組のレギュラー出演、劇場用映画への出演など、スペーズの活動半径が一気に広がった時期です。
そして、2020年1月から現在が、「第2.8章」(SPADES 2.8)です。(3章と整数にしていないのは、内輪の事情からです) 第2章の路線を押し広げました。楽曲ジャンルを拡大しています。ファンクロック中心の第2章から第2.8章では、ビジュアル系バンド風ロック、和楽器ロック、昭和ムード歌謡風などです。新曲の発表に合わせて新曲用衣装も制作しました。本来はこの他の計画もありましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、予定の変更を余儀なくされました。コロナ禍の収束に向けて立て直しの最中です。
2021年8月15日(日)の「スペーズワンマン定期公演 SPADES86 桐山 涼 生誕祭の巻」では、桐山 涼の要望で第1章の演目のひとつを「再演」します。初演から5年以上の月日が流れています。第1章を知るお客さんには懐かしく、最近のお客さんには新鮮だと思います。 評判が悪くなければ、その後も公演で披露するかもしれません。
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