パフォーマンス力の時代が来ている
外部公演の共演者のステージを見て感じることがあります。
「ステージパフォーマンス力が強い人たちの時代が来ているな」と。
男装パフォーマンスユニット「スペーズ」というグループは地方アイドル界隈では異端です。男性アイドルでもないし、女性アイドルでもありません。ありがたいことに対バンイベントという出演の機会を頂戴していますが、「お邪魔させていただいている」という空気は否めません。
そういうこともあるので割と冷静にそれぞれの対バンイベントの様子を観察しているところがあります。
その中で感じることがあります。
交流会でファンとの交流を大事にするグループとステージパフォーマンスを磨いて表現することを重要とするアーティスト。少しずつ方向性が分かれてきているな、ということです。
お客さんが求めるものはそれぞれにあり、少しずつマーケットが分化し始めています。どちらが良いとか正しいということではありません。ただ、そういう状況が進んでいるということです。
歌唱力と表現力 (ダンスを含む) に対して対価を払ってもらおうというのは低いハードルではありませんが、アーティストやパフォーマーとしては、そちらが本来の「仕事」だと思います。
「客数を増やすこと (物販売上を増やすこと)」を最重要項目と考えてしまうと、ステージでのスキルより終演後のコミュ力の強化に軸足が傾いてしまいます。
数年前までは地方のアイドルに対して「ステージパフォーマンスの質の高さ」を「なによりも一番欲しいもの」と公言するお客さんは多くはありませんでした。
つまり、「アーティスト」を求めるマーケットが十分には育っていなかったということです。
皮肉にもコロナ禍を経て、“オンライン”ではない“生の” ライブの需要が高まりました。“生の感動” が “自分のココロを動かす” ということを知ってしまった人が増えたということです。
今、ライブパフォーマンス力のある人が求められるタイミングが来ているのは間違いありません。
「売れる」ためには歌唱力や表現力だけが「武器」とは言えません。アーティストとしてのコンセプトやSNS活用の戦略など様々な要素が大切になってきています。
「売れている人」はすべて「計算」しています。
成り行きや、なんとなく、という人はいません。みんな「考えて、計算して」やっています。
スペーズも工夫し、努力し、研究し、課題を見つけ、反省し、改善し実践していく。この繰り返しです。
そのためにお客さんからのご意見に真摯に耳を傾けていきます。
どうぞ今後も応援をお願いいたします。
以上
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