“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十八通目『君のためにオーダーメイドされているわけではない』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十八通目『君のためにオーダーメイドされているわけではない』
芸能の世界だけではなく世の中すらも、君にとっては「居心地が良い場所ではない」かもしれません。
それは仕方がない、と考えてください。なぜなら、芸能の世界だけではなく世の中は、「そもそも君のためにオーダーメイドされているわけではない」からです。
これは君以外の他の人でも同様です。だから「自分は世の中や芸能の世界に適合していない」と嘆く必要はまったくありません。みんなだって苦労しているのですから。
なので、自分を芸能の世界に「適していく」ように「微調整」したり、「アレンジ」したり、「修正」したり、「強化や鍛錬」しなければなりません。
これも他の人たちと一緒です。君だけに強いられているタスクではありません。
まずは、そのことに気が付いてください。「自分だけが何故?」と思ったところで、なんの解決にもつながりません。
なぜなら「君だけが・・・」というわけではないからです。周囲も同じです。
ただ、周囲の人たちはすでに気が付いているのです。「ああ、自分だけじゃないんだ。みんなも努力しているんだ」と。
「自分だけが何故」という思いに捕らわれていれば、自分を「世界」に「適合させていく」努力をしなくていいという「思い違い」に「甘えて」いることができます。
そういう「思い違い」に身を浸しているのは楽かもしれませんが、一方でどんどん「世界」との距離は広がっていきます。
時間がもったいないですよ。
だから早く気が付いてください。
「世界は、そもそも君のためにオーダーメイドされているわけではないのだから何も嘆く必要はない」ということを。
だから、世界に適うように「自らをオーダーメイド」していくしかない、ということを。
さあ、自分を「カスタマイズ」し、「チューンナップ」し、「アップグレード」していきましょう。何かのミッションに挑み、「クリア」していくことで「レベルアップ」していきましょう。
ひとつずつのステージをクリアしていってください。出来れば楽しみながら。
それって、ちょっとロールプレイングゲームみたいですよね。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十七通目」は2025年8月20日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十九通目」は2025年9月3日の記事
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