“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十五通目『「それは何ですか?」と質問する勇気』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十五通目『「それは何ですか?」と質問する勇気』
君はきっと若いはずです。だから「知らないこと」は、まだまだたくさんあるでしょう。それは「恥じる」ことではありません。「恥じるべき」なのは、「知らないまま」を放置しておくことです。
「知らないこと」に出会った時は、「それは何ですか?」と質問する勇気を持ってください。
「こんなことも知らないのか」と思われるのはイヤだな、という気持ちはわかります。でも、年をとってから「そんなことも知らないのか、この人は」と思われるほうが何倍もイヤな思いをするはずです。
なので思い切って聞きましょう。「それは何ですか?」と。
また、誰かが他の人と話をしていたり、何かをしていたりする場面に遭遇した時、「あれ、何の話だろう」と疑問に思ったり、「話を合わせて相槌を打って話に加わっておこう」としたりすることはありませんか。
会話がすすむにつれて、何の話かがわかってくることもあるでしょう。でも、「わからないまま」で終わってしまうということもあるはずです。
そういう時も思い切って、「それは何ですか?」と聞いてしまいましょう。「ごめん、わからないので教えて」と素直に質問する君に対しては、よほど意地悪な人でなければ、答えを教えてくれるはずです。
「わからないこと」を「わかりません」と素直に言える人は、結局は得をします。周囲の人から助けてもらえる人だと思います。そういう人は長い目でみれば、「一番色々なことを知っている人」になるからです。
「それは何ですか?」と質問する勇気を是非、持ってください。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十四通目」は2025年7月30日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十六通目」は2025年8月13日の記事
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