“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十二通目『人がしてくれるのを待たない』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十二通目『人がしてくれるのを待たない』
誰かが君のために何かをしてくれようとしています。その時、君はぼーっとしていませんか? その人が自分のために動いてくれるのを眺めているだけだったりしませんか?
そんなことではダメですよ。自分も能動的に一緒に動いてくださいね。
例えば床に筆箱を落として、ペンが散らばってしまった。そういう時、誰かが拾ってくれるのを、ぼーっと見ていたりしないですよね。自分のために他人が動いてくれているなら、自分も一緒になって動きますよね。
それと同じです。周囲の人が君のために何かをしてくれようとしているのであれば、君も動かなければなりません。
先生が稽古をしてくれるなら、君は予習復習を怠ってはいけません。さらには稽古の内容が少しでもよくなるようにするためにはどうしたらいいかを考えるべきです。事前に準備を整えておけることはないかを頭をフル回転させて考えるべきです。
仲間が公演の準備をしてくれるなら、手伝えること、自分に出来ることがないかを一所懸命に考えるべきです。
そのようにして「常に自分から一番に動ける人」になってください。常に自分から一番に動ける人は、それが小さな積み重ねであっても、長い年月のうちに、大きな差となるのです。
「人がしてくれるのを待たない」
そういう人になってください。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十一通目」は2025年7月9日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十三通目」は2025年7月23日の記事
0コメント