“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十九通目『少し自惚れていい』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十九通目『少し自惚れていい』
君は「自惚れ (うぬぼれ)」ていますか?
つまり「自分に酔えて」いますか?
過度な「自惚れ」はよくありません。周囲の意見を聞かなくなったり、「自分ファースト」に陥り、協調性が失われたりするからです。逆効果になってしまいます。
そうではなく「 “適度” な自惚れ」は、脳科学的にも心理学的にも「自己の成長」には有効とされています。
特に他人から評価される芸能の世界では、「虚像を演じる」事こそが「仕事」ですから、「等身大の自分」より「ちょっと盛った自分」でいる必要があります。
また、「普段の自分以上の自分になれる」事自体が、芸能の世界で活動していくモチベーションにもつながるはずです。
「俺はカッコイイ」「私はカワイイ」「自分って素敵」
そう思ってステージに上がった時、自分がお客さんから、その通りに評価されると、間違いなく「気持ちがいい」はずです。同時に誰かを満足させられているという実感を得られるはずです。
自分を肯定できて、他者を幸せにできると確信できた時には、「人間としての成長」も感じられるはずです。
きっと「芸能の世界にいてよかった」と得心できるはずです。
「芸能の世界」を選んだことだけでもスゴイと思います。多くの人が踏み出せない一歩を自ら進んで選んだわけですから。
それなら覚悟を決めて、「より良い自分」を目指すのがいいです。せっかく手に入れた「未来への切符」なのですから。
「より良い自分」になり、「他人を幸せに」できるのであれば、もう少し「自分に酔って」みてください。
君は、今よりもう少し「自惚れ」ていいのですよ。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十八通目」は2025年6月18日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百八十通目」は2025年7月2日の記事
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