“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十七通目『120%で挑んでいるか』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十七通目『120%で挑んでいるか』
「稽古場で出来ていないことは本番の舞台でも出来ない」と、よく言われます。
また、「稽古場で100%でも、本番ではその80%くらいしか出来ないことはよくある」とも言われます。
あと、当たり前ですが、「稽古場で出来ないことは、本番でも出来ない」とも。
なので「120%」なのです。
稽古場では、手を抜かずに「常に120%」を出して励んでください。そうすれば本番でやっと「100%の出来」になるはずです。
さて、もし君が、今、所属しているグループや事務所の中で「120%を出して」活動していない場合、警告します。
そういう人は、まず「それ以上、“上”にはいけません」
仮に今いる場所を踏み台にして、「上のレベル」にあるグループや団体、事務所に移ろうと考えていても、まず「難しい」です。
今、120%を出して頑張っているなら、君はそのグループではトップの成績でしょうし、活動しているエリアでもかなり目立つ存在であるはずです。
そういう人は自然に「上から引き揚げてもらえる」はずです。そして、新しい場所でも「120%」で挑戦していくはずです。
ところが、今の場所で80%や90%の人は、残りの20%から10%を使っていないのですから、活動しているエリアでトップグループに入っていることはないはずです。(ただし、80%の力でトップにいられるような天才なら話は別ですが・・・)
繰り返します。今、120%を出さずに80%の君。現状でトップグループにいるなら別ですが、「トップではない」と自覚があるなら、すぐにでも「120%」で活動してください。それで、トップになれないなら、努力の仕方を見直したほうがよいです。
とにかく、「120%」でないなら、「上にはいけません」。「120%で活動してくれるかどうか」を「上」は観察しています。そのうえで、迎え入れるかどうかを判断するでしょう。
パフォーマンス能力は高いか。ファンは多いか。SNSのフォロワーは何人か。配信は何人が見に来ているか。それらを見れば、「120%」かどうかはすぐわかります。
君は「120%」で挑んでいますか?
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十六通目」は2025年6月4日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十八通目」は2025年6月18日の記事
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