“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十三通目『情報の意味や価値をとらえる』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十三通目『情報の意味や価値をとらえる』
今、君が聞いているその話。そこにはどんな意味がありますか?
今、君が話しているその話題。そこにどんな価値がありますか?
いつでも、こういうことを意識して生活してください。
君は「ただの普通の人」ではありません。“アイドル”や“何者か”といった「表現者」です。そういう人が発信する情報に人は興味がありますし、注目しています。
「ただの普通の人」と同じように感想を言ったり、言わなかったりではダメなのです。何か言ったことが、「ただの普通の人」並みの意見や感想ではダメなのです。
人が君の話を聞いて、「面白いなぁ」「なるほどなぁ」「同感だなぁ」「鋭いなぁ」「そうだったのかぁ」「そういう考えもあるのか」「初めて知った」「目からウロコが落ちた」「感心だ」「楽しくなった」「ありがたい」「心が温かくなった」「感動した」「泣けた」「救われた」などとなったら、嬉しいと思いませんか?
君が言う何か自体も「パフォーマンス」なのです。君が発信した何かが人の心を揺らしたり、刺さったりしなければいけないと考えてください。
そのためには、まず、人の話を聞くときに意識を集中させてください。
「この話の意味は何だろう」「どういう価値があるのだろう」「この話に対して自分の感情はどう反応しているのだろう」「今まで持っていた自分の知識や情報と比べてこの話との違いは何だろう」
そして、「この話を他人にするときに自分はどのように伝えるべきだろう」
これは誰かと話をしている時ばかりではありません。テレビを観ている時。動画を視聴している時。本や雑誌を読んでいる時。音楽を聴いている時。食事をしている時。電車に乗っている時。町を歩いている時。旅をして知らない土地にいる時。どんな時でも。
すべての情報に接している時に、「あ、この情報の意味や価値って何だろう」と、いつでもどこでも意識をチューニングしてください。
そうやって、常にインプットしていれば、いつでも「パフォーマンスとしてのアウトプット」が可能になります。
君が話しているその話題に意味や価値が付加されます。
そうすれば、「さすが〇〇さんの言うことは、ひと味違うなぁ」と言われるようになるはずです。
「表現者」を目指す者は、常に「情報の意味や価値をとらえ」ながら生活しています。毎日をぼーっと生きていてはいけないのです。
君は、日々をぼーっとして過ごしていたりしませんか?
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十二通目」は2025年5月7日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百七十四通目」は2025年5月21日の記事
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