「新化」は小さな気づきから
2025年3月の時点で、スペーズのメンバーは6人です。しかし、公演のある日のスケジュールによって、ステージに立つメンバーの数が変わることがあります。
公演の日までに出演する人数に合わせて、披露する曲それぞれの構成 (立ち位置や移動) を組み直して、覚えなければなりません。
なかなか大変なのです。最低は2人、最大だと6人。時には歌唱パートを変更することもあります。様々な組み合わせをほぼ毎回、シミュレーションしながら覚え直すのです。
ところで、先日、猫村 百、三日月 詩、谷城 徹の3人で出演するステージの構成を確認していた時のことです。
「この曲の間奏部分。ステージにいるのが、この人数だと急に温度が下がりませんか?」とメンバーから問題提起がありました。
確かに、そのメンバーの言う通りでした。間奏直前まで客席に向かって手拍子を求めているのですが、メンバーが間奏に入った瞬間、ダンスに集中してしまうので、手拍子をしているお客さんを放置しているようになってしまうのです。
メンバー同士の話し合いの結果、間奏直前に手拍子の継続を求めたり、間奏中も手拍子を煽ったりすることで、客席の温度が下がることを回避しようという案に落ち着きました。
実際のステージでは一定の効果があったようですが、引き続き工夫をしていくことになりました。
2025年は、こうした小さな気づきを見過ごすことなく、パフォーマンスの改善につなげていこうという意識がメンバーの中に根付き始めています。
毎回のパフォーマンスが「新化」していることを、是非、ライブ会場でお確かめください。
以上
0コメント