“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十五通目『君は運がいい』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十五通目『君は運がいい』
君は運がいい。
これは間違いないのです。どう考えてもそうとしか考えられないのです。
なぜなら君は「芸能の世界」に関わっているからです。
日本の総人口は約1億2千5百万人。その中で他人から「いいなぁ」と憧れられたり、それを職業として生活できたり、お金をもらえたりするのが「芸能の世界の人」です。
もちろんすべての芸能人が儲かっているとは言い切れませんし、良い生活をしているとも断言しません。夢が叶っているかどうかもわかりません。
でも、まだまだこれからといえる年齢であろうと思われる君の前には、十分すぎるほどの「芸能の世界での可能性」が広がっているのです。
そんなチャンスを掴んでいる人が、君の周りにいったい何人いるでしょうか。10人? 5人? いや3人? 2人? ひょっとしたら1人もいないかもしけません。
「芸能界に入りたい」「有名人になりたい」「アイドルをやってみたい」「今と違う自分になりたい」「誰かに評価されたい」「何者かになりたい」
そう願っても、「方法」や「入口」は簡単に見つけられません。「手がかり」すらどこにあるかもわからない人だっているのです。
もし、こうすればいいのではと「糸口」に心当たりがあったとしても、「自信」がなかったり「迷い」や「ためらい」があって足踏みしている人も大勢いるでしょう。
誰にも頼らずに「芸能」のマネごとを自力で始める人はいるかもしれません。その「努力」と「行動力」は大いに評価されるべきです。
しかし、多くの場合は長くは続きません。もしくは、目標には到達できません。
なぜなら「芸能の世界」は単独では渡っていけないからです。多くの「協力者」が必要です。芸を磨くための「指導者」なしでは、お客さんから「お金」を貰える芸は披露できません。もちろん活動のための「資金」もなければなりません。
そういったものを単独で賄えるのは、そもそも潤沢な資産を持っている人だけです。そういう人はほんの一握りの「そもそも恵まれている人」だけです。
ところが、今の君は、そういう「障害」を既に乗り越えて、「憧れられる存在」になれるかもしれませんし、「夢を叶えること」も出来るかもしれない立場にいるのです。
「勇気」をもって、一歩を踏み出す「きっかけ」に出会えた君は、相当にラッキーなのです。
すごいと思います。そんな幸運があるでしょうか。上手くいけば。頑張れば。努力すれば、富も名声も手に入れることができるのです。
少なくとも今の自分より「輝く自分」、「素敵な自分」、「好きな自分」、「よりよい自分」になれるのです。
それが「芸能の世界」なのです。だからそこの住人は憧れの存在になれるのです。
最後にもうひとつ。君はメチャクチャ恵まれています。周囲や家族が君のことを支えてくれているはずです。「芸能の世界」は身内の応援が得られないと継続が困難な場所です。
「売れるかどうかわからない」「食べられるかどうかもわからない」。そんな世界で挑戦していいよ、と言ってくれる人たちがいるから、君は「芸能の世界」で活動できているのです。
それは普通のことではないのですよ。特別なことです。家族に反対されて「夢を見ること」すら断念させられる人、経済的な理由で続けられなくなる人。そんな人はゴロゴロいるのです。
今、君の周りにいる人すべてに感謝するべきです。
君は運がいい。
それは間違いがないのです。それ以外、どう表現したらよいのでしょうか。そう思いませんか?
だから君はその「運」を最大限に生かすべきなのです。
改めて、今日から君は意識して生活していってください。
「自分は運がいい」のだと。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十四通目」は2024年12月25日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十六通目」は2025年1月15日の記事
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