“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十四通目『ぜい肉を落として筋肉質に』


◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十四通目『ぜい肉を落として筋肉質に』


 2024年もあと一週間を残すのみとなりました。

 この一年間を振り返ってみて、どうでしたか?2024年の年頭に立てた一年間の目標は達成できましたか?達成の度合いはどれほどですか?


 「目標を達成できた人」は、きっと頑張ったのでしょう。すごいです。成長できましたね。来年の目標もきっと達成できることでしょう。引き続き応援します。


 一方、「目標を達成できなかった人」「自分の一年間に納得できなかった人」もいるかもしれません。でも、決して諦めないでください。

 もし、一所懸命に頑張れないまま「目標を達成できなかった」「一年間に納得できなかった」のであれば、それはそれで対処法がわかりやすいです。2025年に目指すのは「一所懸命に頑張る」ことのみですから。



 問題なのは、一所懸命に頑張ったのに「満足のいく一年間にならなかった人」です。この人には、2024年最後の「ヒント」をお伝えします。


 「一所懸命に頑張ったのに」結果が出なかったという人は、「やり方が間違っている」か「無駄が多い」人です。そういう人は、例えて言うのであれば「ぜい肉が多い」のです。肉体的にという意味ではなく、生活の中に無駄が多いという意味です。時間の無駄遣いと言い換えてもよいでしょう。

 自宅での練習のやり方が間違っていることも考えられます。練習のやり方については、一度、仲間や先輩、先生に相談してみましょう。自分がどういう練習をしているのかを他人と比べてください。必ず、どこかに「違い」を見つけることでしょう。


 一日は24時間しかありません。これは誰でも一緒です。その24時間の使い方を見直してみてください。わずかな時間でも構いません。無駄な時間をなくしましょう。「本当はなくてもいい時間」はありませんか?単に習慣となっているだけの時間はありませんか?その “趣味” の時間は本当に必要ですか?スマホで見ている “それ” は絶対に見ないといけないものですか?その “ヒマつぶし” は必要ですか?

 頑張ったのに成果がでていない人は、才能がないのではありません。時間の使い方が間違っている可能性が高いのです。

 そういった時間の使い方の「ぜい肉」を落として、少しでいいので練習にかける時間を増やしてください。ただし、単に練習時間を増やせばよいというものでもありません。ちゃんと、練習の仕方も研究してください。


 そのようにして「ぜい肉を落として筋肉質な」自分になってください。「ぜい肉」を落とした自分になれれば、2025年はきっと目標を達成できるでしょう。


 2025年は是非「ぜい肉を落として筋肉質に」になってください。

 2025年も君のことを心から応援しています。

                                               以上


※「一生懸命」は元々「一所懸命」の誤用から生まれた言葉。


「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十三通目」は2024年12月18日の記事

「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百五十五通目」は2025年1月8日の記事

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。