“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百四十七通目『誰かにとっての名わき役であれ』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百四十七通目『誰かにとっての名わき役であれ』
君は「君の人生」というドラマの中では「主役」です。生まれてから死ぬまで「主役」なのです。すべては「君を中心」に物語が進行しており、良いことも悪いこともすべての出来事が「君の関係のあるところで起こって」います。すべてはなにかしら君に関わっています。
そして、たくさんの登場人物が絡んできます。関係性の濃い人も薄い人も、すべてが「君の人生」というドラマの出演者です。
君以外の人たちは、君にとっては全員が「わき役」です。色々なわき役がいます。いてもいなくてもいいわき役がいる一方で、君の人生の要所要所に現れる重要なわき役もいます。
それは家族だったり、先生だったり、友人だったり、先輩や後輩だったり、ライバルだったり、恋人だったりするのです。そういう人たちに助けられ、はげまされ、影響を受けて君は成長しているのです。
主役の君の次に大事な登場人物たちです。そういうわき役たちとの関係の中で「君の人生」は色とりどりに染められ、キラキラと輝いていくのです。
そうです。「わき役」なしでは「君の人生」は語れないのです。
さて、一方では、君が「誰かの人生にとっては “わき役”」であることも事実です。
では、どんな「わき役」なのでしょうか。
いてもいなくてもいいわき役かもしれません。でも、できれば「誰かの人生」にとって「絶対にいて欲しいわき役」であったほうがいいと思いませんか。
どうせ一度しかない人生ならば「誰かの人生」の物語の中でも、重要な登場人物でいたいじゃないですか。そういう「名わき役」として誰かの人生に関われたのなら、「自分の人生の物語」が何倍もおもしろいものになると思いませんか。
君の人生にとって「大切な役」を担ってくれている人がいるのであれば、君は「その人にとって大切な役」を担うように努力してください。誰かの人生を彩る役を演じるなんて、かっこいいと思いませんか?
ぜひ、「誰かの人生」の「名わき役」になってください。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百四十六通目」は2024年10月30日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百四十八通目」は2024年11月13日の記事
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