“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百二十三通目『君は錆びていないか』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百二十三通目『君は錆びていないか』
「明日でいいや」「今は止めておこう」「今回はパス」
そういう風に君は「諦める」ことをしていませんか ?
「諦め」ても死にはしません。それは間違いありません。
でも、「諦め」ていくたびに、「ダメ」になっていくのです、人という生き物は。
「諦め」続けると、それがクセになり、「ダメ」がだんだんと蓄積されて、光を失い、切れ味が悪くなっていきます。
つまり、「錆びて」いくのです。
君は「諦め」ていくたびに、ザラッと錆びていく自分が見えていますか?
「錆びていく自分」。気持ち悪くないですか?
ところで、そもそも、「芸能の世界」で、「諦める」ということをする必要ってあるのでしょうか。
例えば、「スポーツの世界」では、選手が諦めたらそこでおしまいです。記録は伸びません。でも、諦めずに記録の更新を目指しますよね。「諦め」なければ勝てるかもしれませんよね。
「芸能の世界」でも諦め続けたら意味がありません。諦めずに、いつも足掻いて最後の最後までやり続ければいいのです。
自分が「錆び」ていくと考えると、「諦める」ということをする必要って、あるのかなと思いませんか。
君は喰らいつきなさい。幕がおりる瞬間まで。
芸能をやるってそういうことでしょ?
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百二十二通目」は2024年5月15日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百二十四通目」は2024年5月30日の記事
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