“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百三十三通目『ポジティブイメージで自分を包んであげる』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百三十三通目『ポジティブイメージで自分を包んであげる』
「思ったとおりだ~」「ダメになると思ってた」
そう言う時は本当に「失敗したり」「ダメになったり」することを事前に想像していたりしますよね。経験ありますよね。不思議ですよね。
「失敗」 を想像すると、人間の脳は、本当に 「失敗」 を引き起こします。
この心理的なメカニズムについては、いくつかの説明がされています。
思い込みを実現してしまう「自己成就予言」というものがあります。人間が思い込みを持っていると、本当にその通りのことが現実に起こってしまうのです。
「認知バイアス」というものもあります。人間の思考や判断に影響を与える無意識の傾向です。特に失敗に対する恐れや不安が強い場合、ネガティブな出来事に意識が向いてしまい、結果として自ら失敗を誘ってしまうのです。
または、失敗を避けるために行動しないでいたり、チャンスを見逃したりすることがあります。失敗を避けようとすることで、逆に失敗を引き寄せてしまうのです。
最もあり得るのが「ストレスと不安」です。ストレスや不安は、人間の思考と行動に影響を与えます。失敗を想像し、不安が高まると、悪い結果を引き寄せやすくなるのです。
このように、脳科学的にも心理学的にも「失敗を想像すると本当に失敗する」ことや、「成功を想像すると成功しやすくなる」ことが証明されているわけです。
どうせ想像するなら「上手くいかない自分」より「上手くいったときの自分」をイメージするほうが、人は夢を実現しやすくなる、というわけです。
「これが上手く出来たら、きっとカッコいいぞ」とか「成功すればお客さんは喜ぶだろうな」とか「マスターすれば、上のレベルに到達するだろうな、きっと」という具合に「上手くいったらいいことがあるぞ」と想像したほうが、メンタル的にもよいのは間違いないはずです。
なので、今日から「ポジティブなイメージ」で自分のことを包んであげてください。
きっと、少しずつ、色々なことが「うまくいき始める」はずです。
これは間違いないことなのです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百三十二通目」は2024年7月24日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百三十四通目」は2024年8月7日の記事
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