“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百十四通目『選ぶのはお客様』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百十四通目『選ぶのはお客様』
君を選ぶのか選ばないのかはお客様の自由です。
お客様は料金を払って会場に来ます。そして劇を観るなり、歌を聞くなりします。ステージの上に立つ人を見に来たり、会いに来たり、話をしに来たりします。
そうやって楽しみや喜び、興奮や感動、癒しや潤いを対価を払って得るのです。
お客様には「選ぶ自由」があって当然なのです。
君がもし選ばれていないのだとしたら、それは「価値」の問題です。「価値」があれば選ばれているはずです。
君は、もっと自分の「価値」を高めなければなりません。お客様に「楽しみや喜び、興奮や感動、癒しや潤い」といった「幸せ」を提供できるようにならなければなりません。
何で「価値を高めるか」は君次第です。
君が何者を目指しているのか。君はどうなりたいのか。君が好きなものは何なのか。君は誰に憧れているのか。君は誰を幸せにしたいのか。そして、君が欲するものは何なのか。
つまりは「君は何のために芸能の世界にいるのか」。
ここに集約されます。
選ぶのはお客様です。お客様が選ぶのは「価値」です。価値を高めなければならないのは「君」です。
選ばれたいのであれば、自分がどうして芸能の世界に足を踏み入れたかを思い出してみるといいです。その理由のどこかに「今、君が高めなければならない価値」があるはずです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百十三通目」は2024年3月13日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 百十五通目」は2024年3月27日の記事
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