名刺を交わした瞬間から始まる数年後までのお付き合い
仕事柄、日々、様々な人と名刺を交わします。
その人たちと情報交換をして、互いに足りないものを補完しあったり、誰かを紹介したり、協業したりして、新しいモノが生まれていきます。
男装パフォーマンスユニット「スペーズ」も、そのようなご縁がなければ、生まれなかったでしょう。
いつも誰かと名刺を交わした瞬間から、その先数年後までのお付き合いを想像しています。意味のない出会いなどはない、と信じているからです。
ところが、時として名刺を持っていない人と出会います。たまたま名刺を切らしていたり、そもそも名刺を作っていない人もいます。そういう人とはLINEなどの連絡先を交換することもあります。そうでない場合は、「後日、メールを頂ければ結構です」とお願いしています。
たいていの場合はメールを頂けるのですが、残念なのは、いつまで経っても連絡をいただけない時です。相手にしてみれば、こちらに何の興味も価値もないと思っているのかもしれません。
しかし、こちらとしては「お役に立てる情報」や「力になれる関係者」や「有効な提案」を提供できるかもしれないと考えているのです。
これから先数年以上にわたる関係を築けるかもしれないと想像して渡した名刺が、先方にとっては、ただの紙切れでしかなかったと考えると無念でならないのです。
とはいえ、一枚の名刺交換から数珠つなぎのように出会いが連鎖して、「奇跡」のような出来事が起こっていくことを何度も経験しています。本当に「運命」と言ってよい出会いの連続が起ったりするのです。
「あぁ、この人とはどんな仕事を開拓していくのだろう」
そう想像しながら、今日も誰かと名刺を交わすのです。
以上
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