“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百三十六通目『どんな小さなことでもいいから、一日ひとつ片付ける』


◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百三十六通目『どんな小さなことでもいいから、一日ひとつ片付ける』


 君は、毎日、忙しいと思います。仕事やバイトや学校があって、レッスンに通って、SNSも更新して、配信もして、覚えなければいけないこともたくさんあるはずです。「やること」が多すぎて、何から手を付けたらいいのか分からなくなる日もあるでしょう。


 でも、心掛けておいてほしいことがあります。

 それは、どんなに小さなことでもいいから、一日にひとつ何かを片付けるということです。


 「部屋の机を少し片付ける」「読みたかった本を10ページ読む」「詩を書いてみる」「いらなかった服を少しずつ捨てる」 (できれば芸能とは関係ないことがいいです。芸能のことは「やって当たり前」だからです)

 本当に、そんな小さなことで構いません。日頃から「いつかやらなきゃ」と気にかかっているようなことでいいのです。そういったことがひとつ片付くと、「今日も前に進めた」という気持ちになります。

 その気持ちは、思っている以上に大きな力になります。

 反対に、何もできなかった日が続くと、「自分は何も進んでいない」と感じてしまい、気持ちまで沈んでしまうことがあります。

 だからこそ、小さな達成感を毎日積み重ねてほしいのです。


 芸能の世界と同じです。突然、歌が上手くなる人はいません。突然、演技ができるようになる人もいません。毎日の発声練習やダンスの反復、台本を読む時間、人の話を聞く姿勢、そうした一つひとつの積み重ねが、ある日「成長したね」と言われる姿につながります。

 舞台の上で輝く数分間のために、多くの人は何か月、何年という時間を積み重ねています。その積み重ねは、決して派手ではありません。むしろ地味で、誰にも気付かれない時間のほうが圧倒的に長いのです。


 だから、「コツコツできる人」は強いのです。

 才能があるから続くのではなく、続けるから力になります。

 もし今日、「何もできなかった」と思ったなら、寝る前にひとつだけ片付けてみてください。机の上の紙を一枚整理するだけでもいい。明日の予定を確認するだけでもいい。その小さな一歩が、「今日も前へ進んだ」という自信になります。

 その自信は、きっと明日の君の心を少しだけ軽くしてくれるはずです。

 そして、その「少しだけ」が積み重なった先に、大きな夢へ近づく毎日があります。


 是非、どんな小さなことでもいいので、一日ひとつ片付ける習慣をつくってみてください。

 きっと、その積み重ねは、君が「何者か」になるための力になるはずです。

                                               以上


「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百三十五通目」は2026年7月22日の記事

「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百三十七通目」は2026年8月5日の記事

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。