先輩通信「2023年はどうだった?」
2023年も残り数日となったある日、フロントスタッフの鈴川 彰と高月 圭が2023年の出来事について振り返りをしました。ふたりのコメントをご紹介します。
〇鈴川 彰 (スペーズ3期生)
2017年にデビューをしてから2023年4月23日に現役引退するまで、たくさん応援して頂き、ありがとうございます。改めてお礼を申し上げます。
ちなみに僕がステージに立ち始めてから引退するまでの期間は2016日だそうです。
何かを始めるということは、いずれ必ず終わりが来るということですが、スペーズを始めたことでたくさんの出会いや貴重な経験を積むことができました。
結果としてデザインや写真にこれまで以上に力を入れたい、という選択が出来たのはスペーズで活動してきたからだと思っています。
ステージパフォーマーを「現役引退」してからは、スケジュールに余裕が出来ましたので、外部から撮影やデザインの仕事を請けることが出来るようになりました。自分を必要としてくれる人の力になれるというのが素直に嬉しいです。また新しいお仕事をした時にはSNSでお知らせすると思いますので見守っていただければ幸いです。
2023年はスペーズのステージを降りてからも表舞台に立つ機会を頂きました。
パフォーマーを卒業したのに表に出てくるなんて、と思われるかな?と少し心配したのですが、11月のaxesのファッションショーでは、スペーズのことを初めて知った方にもお会いすることが出来たのでグループのバックアップになったらいいなと思っています。
同じく11月には歌劇団ロジエさんの「湯〜とぴあ宝」のショーにゲスト出演させていただきました。
現役を退いてから数か月が経っていましたので、お客さんに失望されないかな、と心配していました。お陰様で怪我などすることなく終えることが出来ました。これまでにやった事のある演目も初めて習得した演目もありました。録画を見ると自分のパフォーマンスの欠点がたくさん見えてしまい、ちょっと落ち込みます。それでもステージに立って、皆様と一緒に楽しい時間を過ごせて、とても幸せでした。
そういえば、現役を引退する頃に、ひとつ「へぇ~」という事実を知りました。
三日月 詩のスペーズ加入のきっかけが自分だったということです。詩は路上で僕からスペーズのチラシを受け取り、そこで初めてスペーズのことを知り、やがてオーディションに応募したのだそうです。
僕はチラシを配るときはとにかく目を合わせて、元気よく挨拶をしながら、と心がけていました。そんな自分の渡したチラシがきっかけでスペーズのライブに足を運んでくれたり、仲間として一緒に活動してくれるようになったのであれば、こんなに「報われた」と思えることはありません。一枚一枚のチラシに込めた心が通じたような気持ちになってとても嬉しいです。
最後に。6月にテレビ愛知 のミニドラマ「ヤバチョウモノガタリ」に7期生たちとエキストラとして出演させていただいたことも貴重な経験として記憶に残りました。
ただ、それ以上に強く記憶に残る出来事がありました。ドラマの撮影後、家の鍵を紛失してしまったのです。どこかに落としたのだと思います。ドラマの収録現場にはなかったようなので、路上に落としたのかもしれません。
鍵はカード式です。これに懲りて、カードケースはリールがついているタイプにしました。ついでに鈴をつけて音が鳴るようにしました。
振り返れば、本当に色々なことがあった一年でした。2024年は落とし物をしないようにスペーズのスタッフとしてグループを支えていきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
〇高月 圭 (スペーズ3期生)
2017年10月15日に加入し、2023年4月23日に現役のステージパフォーマーを引退しました。ファンの方に見守られ、愛された現役生活でした。この約5年半は僕の中ではかけがえのない誇りであり、経験であり、人生で1番輝いた時間です。スペーズのステージパフォーマー引退が、自分にとっての2023年最大の出来事です。
体が衰えていく前にステージを降りる決断をしました。まだまだパフォーマンスしたいという気持ちを抱えながらステージを降りることは悔しくて情けなかったですが、決断に後悔はありません。
5月以降、スペーズのフロントスタッフとして活動することになりました。これまでも後輩に教えることはありましたが、こんなに現役メンバーにがっつり指導する立場になるとは思ってもいませんでした。
メンバー個々のパフォーマンスを高めるだけでなく、人としてどうなって欲しいか、グループの成長のためにはどうしたらいいのか、悩む日々です。
2023年の前半、1期生の桐山涼が卒業してから、僕と彰くんの2人でステージに立つことが度々ありました。それまで以前にも2人でステージに立つことはありましたが、その頃と比べると圧倒的に2023年のパフォーマンスには不安がありませんでした。2人でも良いステージができるという自信がありました。胸を張ってそう言えます。
きっと時間と経験が僕に自信を与えてくれたんだと感じています。
現役を引退したのにも関わらず、11月には「ファッションショー」にモデルとして出演させて頂きました。
スペーズに加入してから顔が小さい、手足が長いとよく言われるものですから、モデルというお仕事には少し興味がありました。
2023年11月11日(土) にaxesさんにショー出演の機会をいただきました。スペーズからは僕と彰くん、7期生、8期生が出演させていただきましたので、大変貴重な経験をさせていただきました。
ショーの当日には歩き方もレクチャーして頂き、ランウェイを歩くことが出来ました。歩き方は1個1個は簡単なのに、歩くとなると途端に意識するところが多くてうまくいきませんでした。悔しいと思いましたし、もっと上手に歩けるようになりたいと思いました。
事前にYouTubeで歩き方やポージングを調べていきましたが、やはりその場で身をもって体験するのは格別でした。
ひとつ夢が叶った日になりました。機会をいただきありがとうございます。
現役のステージパフォーマーではなくなりましたが、2024年は、スペーズが「加速」できるよう関わらせていただきます。
今年もよろしくお願いいたします。
以上
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