「魂を削って」
ステージデビューして1年の現体制メンバーのパフォーマンスが変わり始めています。
先輩メンバーがステージパフォーマーを引退して半年。そろそろ先達が残していったものだけに頼っていてはいけないと考えた現在のメンバーが口にするようになった言葉があります。
『魂を削ってパフォーマンスしよう』
「魂を削る」といっても、「寿命を減らす」とか「心身に負担をかけて」とかの意味ではありません。
これまでの人生・生活で「経験したこと」、芸能の世界で「学んだこと」、「得たこと」を注ぎ込んで「お客さんに伝わるパフォーマンスを意識して送り出そう」という意味です。
自分の持っているものを絞り出して、お客さんの心に何かを届けようという気持ちを言葉にしたのが「魂を削って」という表現になったのです。
ただ、“言うは易く” で、ステージで披露するパフォーマンスのすべてに対して「魂を削る」ことはなかなかすぐには出来ません。
それをするためには、まだ経験も技術も充分ではないかもしれません。
それでもメンバーは「まず、1曲の中の一瞬のキメポーズ」でも「コーラスの一部分」でも「魂を削って」表現しようという意識を持ち始めました。
そこから始めて「1曲まるまる魂を削って」そして「セットリスト全部に魂を削って」、最後に目指すのは「長時間のステージ全体に魂を削る」ことを目指しているようです。
そうやって「魂を削って」歌い、踊り、演じることが、今ライブを観に来てくれているお客さんへの恩返しになり、新規のお客さんの心を揺さぶることにつながるのではないでしょうか。
実際、2023年11月17日(金)の外部公演「情熱LIVE!! midnight編Vol.20」@鶴舞DAYTRIP (名古屋・鶴舞) では、僅かではあるにしても「魂を削れた一瞬を感じた」と言うメンバーがいました。
頼もしいことです。
今後、メンバーはステージごとに「どこかで必ず魂を削ってお客さんに今まで以上に届けよう」と努力と工夫をしていくと思います。
彼らが「魂を削った瞬間」は、きっとお客さんの心にも届くと思います。
これからも、どうかスペーズのライブにお越し頂き、「その一瞬」を見届けて頂きますようお願い申し上げます。
以上
0コメント