なぜ、「お笑い」をやるのか
男装パフォーマンスユニット「スペーズ」は、「歌・ダンス」と「芝居」以外に「漫才」や「コント」をレパートリーにしています。
メンバーは「お笑い芸人」になることを目指しているわけではありません。もちろん「なりたければ、その道を目指すこと」は自由ですが。
2023年は春から「賞レース」と呼ばれる全国的なお笑いコンテストに参加してきました。「キングオブコント」や「M-1グランプリ」、「女芸人No.1決定戦 THE W」などです。
いずれも初戦で敗退していますが、色々と得られたモノは少なくはなかったので、2024年も挑戦していこうと思います。
漫才「シメジ」を披露する「スペーズ37号」の須賀 雅と浜波 慎
さて、「賞レース」に参加する理由は2つです。
ひとつ目。大人になってから勝ち負けを競うコンテストに参加する機会はなかなかありません。ましてや芸能の世界で “上” を目指してギラギラしている人たちに混ざってステージで自分たちの芸を披露するなんて体験ができるのは、とても貴重です。
ふたつ目。大勢の初見さんの前で芸を披露するには度胸が必要になります。全国的な賞レースであれば、観客の視線も厳しくなります。自分の芸がどう評価されるのかを客観的に知ることが出来ます。それはアイドルイベントだけに出ているだけでは知ることができない現実です。
漫才「ナビアプリ」を披露する「スペーズ38号」の三日月 詩と猫村 百
スペーズが「お笑い」をやる理由も2つです。
ひとつ目。「笑い」はパフォーマンスするほうにも、観るほうにも、性別は関係ありません。「男女関係なくファン」を得られます。
ふたつ目。「人を笑わせる技術」はMCやリポーターとしても役立ちます。マルチタレントを目指すスペーズには必須です。その技術を磨くために「お笑い」はとても有効なのです。
男装アイドルグループが歌って踊るだけではなく、漫才やコントで笑いを取るなんてことは なかなかハードルが高いことだと思います。
いつかスペーズが 「お笑い」だけで 会場を埋めることができたら。それは簡単なコトではないとわかっていますが、もし実現できたらスゴイですよね。
機会があれば、アイドルイベントでも、スペーズは「お笑い」レパートリーを披露していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
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