なぜ、スペーズは「お笑い」に挑戦するのか
2023年9月23日(土・祝)、男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)は、漫才の全国的なコンテストである「M-1 グランプリ」に挑戦します。
「M-1 グランプリ2023」の一回戦は全国10カ所で開催。スペーズは名古屋予選会場「今池ガスホール」(名古屋・今池)で約340組の中の一組として出場します。
出場するのは須賀 雅、猫村 百、三日月 詩の3人。漫才トリオ「男装スペーズ 39号」としてエントリーしています。
「男装スペーズ 39号」は、2023年春に結成。「スペーズ」のユニット内ユニットとしてスペーズのメンバー3人で作ったお笑いトリオです。
結成直後に芸歴5年以下を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2023」に挑戦したのを皮切りに、「キングオブコント2023」、「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」の予選にエントリーしてきました。
しかし、お笑い経験の浅い3人に「1回戦通過」の壁は、あまりにも高く、厚く、いずれのコンテストも初戦で玉砕しています。
当たり前ですが、それほどまでに「お笑いは難しい」のです。
スペーズは、歌・ダンス以外に演劇もパフォーマンスとして披露しています。
演劇では演技を通して観客の感情を動かさなければなりません。喜怒哀楽の中で特に難しいのが「笑わせること」です。人を泣かせたり怒らせたりすることより笑わせることのほうが、ずっと難しいのです。
「お笑い」は「人を笑わせること」に特化した芸能です。極めて高度なスキルを求められる芸です。どんなに面白いコトを言っても、一瞬の機会を失うと、観客は笑ってくれません。
針の穴に糸を通すほどの緻密さで観客の呼吸を読み取らないと、「笑い」を引き出すことは出来ません。芸人は何度も何度も稽古を重ね、「ここだ! 」ということで「笑い」を仕掛けるのです。
狙ったとおりにお客さんに笑ってもらうことができれば、スペーズのメンバーの表現力は一気にあがるでしょう。
しかし、現実は、そう簡単にはいきません。
「お笑い界」の頂はあまりにも高く遠いです。
そこを目指す人たちの中で競い合って、もまれていくことで、色々な経験や知識を得られることでしょう。
まずは「初戦通過」。
無謀かもしれませんが、スペーズは諦めることなく、「M-1 グランプリ 2023」に挑戦させていただきます。
どうか応援をよろしくお願いいたします。
以上
0コメント