メンバーは焦っているけど・・・
スペーズのメンバーには「焦り」があります。
早く歌やダンスを習得したい。もっと今のお客さんに喜んでもらいたい。早く一人でも多くお客さんを増やしたい。早くブレイクしたい。早く周囲の人に恩返しをしたい・・・
この気持ちの中には「早く先輩たちに追い付きたい」というものが大きくあると思います。
ゆえに、この気持ちを抱くのは「仕方がない」と思うので、彼らに「焦るな」と簡単には言えません。
確かに「焦ったところで」というのはあります。しかし、「焦る」ことが悪いとは一概には言えないのです。
2023年前半にグループの創設メンバー (1期生) が転居のためスペーズを卒業、さらにグループの主軸の3期生がステージパフォーマーとしては現役を退き、運営スタッフに移籍しました。
現在のスペーズを構成するのは2022年11月にデビューした7期生の3人です。
彼らにはコロナ前の2019年12月に迎えた「スペーズのピーク」の再現と「それに続くはずだった物語」を描くことが期待されています。
「プレッシャー」はあるでしょうし、それゆえに「焦り」もすると思うのです。
しかし、実質は「デビューして9カ月」のチームです。出来ることより出来ないことのほうが圧倒的に多いのです。
道の先を行く他のグループたちに早く追いついて欲しいとは思いますが、それらのグループも何年かの間に段階を経て少しずつ前に進んでいっているのです。そういうことから目を逸らして、「早くあそこへ」と「焦って」みても、実際には追い付けるものではありません。
コツコツと。着実に。自分たちの出来ることを身につけていくしかありません。ただし、ダラダラとやっていてもいけません。時間は容赦なく自分たちに「年齢」を加えていくからです。
そういう意味では適度に「焦り」は必要だと言えるのです。
幸いにもスペーズのお客さんの多くは6期生以前の「メンバーの成長」を見守ってきてくれた人たちです。なので7期生の成長を信じてくれていますし、応援してくれているのです。大変ありがたいことだと思います。
「人は成長できるんだよ」ということを、よくご存じの人たちなのです。
この人たちに「恩返し」をするためにも、スペーズは適度に「焦り」つつ、日々精進していかなければなりません。
ところで最後に。
「実質はデビューして9カ月のチーム」ですが、まだ9カ月で今の様子というのは「上等」だと思います。「よくやっている」と評価していいと思いますが、いかがでしょうか?
以上
0コメント