「予感」と「経験」


 「あ、なんか予感がするな」ということって、ありますよね。ただ、「予感」というのは「未来予知」といった超能力的なものではないのです。

 「過去の経験」から「何かの出来事が起こる前提条件」を知っている場合に「予感」というものは働きます。

 つまり「Aという出来事」があった場合、たいてい「Bという出来事」が続いて起こるという経験を何度かしていると、やがて「Aという出来事」があったので、「Bという出来事」が起こるのではと「予感」できるというわけです。


 ちなみに「Aという出来事」なしで、突然、「Bという出来事」が起こった場合、私たちは、「青天の霹靂 (せいてんのへきれき) だ」とか「何の前触れもなく」といった言葉で表現するのです。


 ある日、スペーズのメンバーがチラシ配りをすることになっていました。別のメンバーの業務に帯同する予定だったため、チラシ配り班にはスペーズ製作委員会の名刺を預けておきました。

 「こういう日に限って、今後、グループの活動に関わる重要な人とチラシ配り班は遭遇するものだ」という「予感」が働いていたからです。

 案の定、チラシ配り班は「イベントでアイドルをブッキングすることがよくある」と言う方と出会っていたのです。

 「経験」にもとずいた「予感」が的中するというのは、こういうことです。

 

 ただし、「なぜ、そういう時に限って、『予感が的中するような出来事』が本当に起こるのか」は不思議としか言いようがないのですが。。。


 こういったご縁を積み重ねることで、スペーズは外部のイベントにお声がけをいただいているのです。今後も新しいイベントに出演させていただく予定です。ありがたいことだと思います。

                                                以上

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。