“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十四通目『縁を丁寧に拾う』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十四通目『縁を丁寧に拾う』
君は多くの人と出会っていくと思います。芸能の世界にいれば特にそうだと思います。一般の人が日常の生活をしているのに比べれば圧倒的な多さの人たちと関わっていくはずです。
お客さんやファンは当然のことです。事務所の社長やプロデューサー、マネージャーやスタッフ、アルバイト。トラックメイカーや作詞家、振付師、ダンスや演技の先生、ボイストレーナー。イベントの主催者やスポンサー、会場やライブハウスのオーナーや代表、PA・照明の担当者、舞台監督やディレクター、受付やドリンクカウンターの係。レコード会社や出版社、テレビ局、ラジオ局、制作会社や広告代理店、構成作家。共演のアーティストや運営者など数え上げればキリがありません。
そういう人たちとの出会いや縁は大切にしてください。いつ、どこで、その人たちが自分に重要なチャンスを与えてくれるかはわからないからです。
きちんと挨拶しましょう。ちゃんと感謝の気持ちを伝えましょう。しっかりとお願いしましょう。
相手の記憶に残る行動をしましょう。名刺を頂けば、翌日にはお礼の連絡をしましょう。SNSの連絡先を交換したらすぐにコンタクトをとりましょう。
放置したり、無視してはダメです。礼を失する人は必ず人生のどこかで手痛いしっぺ返しを食らいます。世の中はそういうものなのです。
どこでどんな出会いをするか。人はコントロールできません。だから『丁寧に』他人との『縁を拾っていく』ような生活をしていかなければならないのです。
絶対に他人との縁を無下にしてはいけません。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十三通目」は2023年3月29日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十五通目」は2023年4五12日の記事
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