“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十三通目『自分なんかと卑下してはいけない』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十三通目『自分なんかと卑下してはいけない』
うまくいかない時。他人より遅れていると感じる時。周囲に迷惑をかけているのではと思う時。辛い時。
「自分なんかこの場所にいないほうがいいのではないか」と思ったりしていませんか。
それはダメです。
まず何よりも「頑張っている自分」を「自分自身」が否定してはいけません。君は高みを目指して努力しているわけですから、自分は自分を評価してあげましょう。
まず自分が自分を評価してあげなければ、誰が君のことを評価してくれるでしょうか。
せめて自分くらいは「自分をほめて」あげましょう。
次に。君がいる世界は「芸能の世界」です。「自分自身を商品」として、お客さんから対価をいただくのが「芸能」という仕事です。
なのに「自分なんか」と思っている「自分」に対して、お客さんに対価を支払わせるのは失礼なことだと思いませんか?
どうして「自らの価値を否定」しているのに他人に対しては「自分にお金を払ってください」と言えるのでしょうか。そんな詐欺のようなことをやっていいわけありません。
「自分なんか」と思っている人に、いったい誰がお金を払ってくれるのでしょう。
芸能の世界にいるならば「自分なんか」と自分自身のことを決して卑下してはいけないのです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十二通目」は2023年3月22日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六十四通目」は2023年4月5日の記事
0コメント