年季を感じるステージ・高月 圭

 2023年1月20日(金)、オールジャンル定期イベント「情熱LIVE!! midnight編Vol.13」@ 鶴舞DAYTRIP (名古屋・鶴舞) のステージを常連のお客さんが「会場の空気を支配していた」と褒めてくださいました。 

 これは桐山 涼、鈴川 彰、高月 圭の3人が「舞台をコントロールできる力」を身に付けてきたからだといえます。この3人が舞台を引っ張っているのです。


 スペーズ3期生の鈴川 彰、高月 圭がここまでの力を身につけるのには5年の月日が必要でしたが、「年季を感じる」パフォーマンスには、それぞれの特徴があります。

 

 「今日のライブはmidnight編なので、“そういう雰囲気”の演目を持ってきましたが、そういうモノの台本を書くのはだいたい高月 圭です」と桐山 涼がリハーサルにはないことをMCで突然「ぶっこみ」してきました。

 この時、高月 圭は舞台袖で次の演目の準備をしており、ステージにはいませんでした。しかし、「自分の名前が出た」と気が付いた高月 圭は袖から顔だけをのぞかせます。客席からは笑い声がおこります。

 これが高月 圭の「統合力」です。「今ここに何を足せば “形” になるか」を一瞬で判断する力です。


 高月 圭の「統合力」は特に「司会進行」において能力を発揮します。必ずしもリハーサル通りに進行するとは限らないその場のノリを整え、時には笑いにつなげ、進行表どおりにもとに戻す。簡単なようでなかなか出来ないことを出来るので、高月 圭は進行役を任されることが多いのです。


 2022年12月2日(金) 外部公演「Friday Glitter Vol.15」@ VERSUS東海ホール。メンバーのノリからわざとちょっとだけ距離を置いてみせる「ワザ」。そういうのを意識せずに出来るのは高月 圭ならでは。↓


 2023年1月15日(日) 定期公演「スペーズ ワンマンショー102 ウサギだピョン 編 」@ ROXX栄 (名古屋・栄)。メンバーの初夢から1年を占う「いきなり!! 夢診断」のコーナーでもリハーサルとは違う内容を語り出すメンバーの話を難なくまとめました。↓

 

 メガネの奥でキラリと光る細い目が、実は誰よりもステージの広くを観ているのです。年季を感じます。

                                                以上

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。