アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四十八通目『いきなり100点満点でなくてもいい』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四十八通目『いきなり100点満点でなくてもいい』
何かを始める時、なかなか始められないってことありますよね。
そういう時に「なるべくいいものを目指そう」とか「褒められるものにしよう」とか思ったりしていませんか。
だいたいの場合はそうだと思います。仕方がないです。誰でも「怒られたり」「バカにされたり」「けなされたり」「無能だと思われたくなかったり」しますから。
それは普通のことです。
しかし、芸能の世界では「怒られようが」「バカにされようが」ステージの本番は待ってはくれません。「とにかく『出さないと』いけない」のです。
なので、こういう風に考えてください。
「いきなり100点満点でなくてもいい」と。
そもそも「100点満点のもの」を本番の経験なしでパフォーマンスすることは無理です。どんなパフォーマンスも「お客さんの反応」を受けて変化・成長していくのです。本番前にどんなに「完璧だ」と思っていてもステージの上では「何かが違う」ということはいくらでもあります。
だから「何かを始めたり」「何かを出さなければならない」時には、「いきなり100点満点でなくてもいい」と考えて臨んでいいのです。
大切なのは「満点を目指していつまでも行動できない」ことよりも「満点はとれなくても、とにかくやってみる」勇気なのです。
この考え方は芸能の世界に限ったことではないと思って良いです。
何か新しいことを始める時は「いきなり100点満点でなくてもいい」のです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四十七通目」は2022年12月7日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四十九通目」は2022年12月21日の記事
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