人生はなかなかうまくいかない
「人生はなかなかうまくいかない」。誰でもそう思うことがあるのではないでしょうか。
たぶん、これは真理なのです。そういう風に出来ているのです・・・と思っちゃったほうが楽な時もあります。
みんながみんな「人生は楽勝」という生き方をしていると「世界は今以上には良くなっていかない」からなのではないかと思います。たぶん。
「今より良くしよう」「もっと幸せになろう」「もっと笑いあえる世の中にしよう」と誰も考えなくなったら、どうなるでしょうか? そういうふうに想像してみてください。
みんなそれぞれが「今以上に幸せになるために」、私たちには「うまくいかないこと」が与えられているような気がします。誰かから、それらをひとつずつクリアしてね、という願いを込めて与えられているのかも、と思えるのです。
もちろん、みんながみんな「楽勝」といえる生活ができるのであれば、それが一番幸せなことです。でも、現実は決してそのような世の中であるとは言い難いのです。
不公平だし、不自由なのです。神も仏もないと思うことだって起きてしまうのです。災害や疾病や戦争は、自分ひとりが気をつけていても起こってしまうのです。
「うまくいかない」ことは次々と目の前に発生してきてしまいます。より良い世の中にしていくための「何かの仕掛け」として起こると考えるしかないのです。
私たちは、「うまくいかないこと」に立ち向かっていったり、克服したり、解決したりしていきます。
時には目を背けたり、投げ出したり、諦めたりもします。ホントにそういう時だってあります。それは仕方ないことですし、そうしたっていい時だってあります。それを責める権利は誰にもありません。
「うまくいかないこと」なんて、ないほうがいいに決まっています。
でも、ふとした時に「うまくいかないこと」っていうものは目の前に出現したりするのですから厄介です。本当に泣きたくなることだってあります。
でも、もし、幸いにも「うまくいかないこと」をクリアした場合、私たちは成長したり、前を向けるようになったり、自信がついたり、豊かになったりします。周囲を幸せにすることだってできるでしよう。
私たちは「うまくいかないこと」によって、「磨かれ、鍛えられ、強くなって」いくのです。
「うまくいかないこと」というのは鬱陶しいものですが、たぶん、「何かのために必要なもの」なんでしょう。きっと。そういうふうに考えてみませんか。
男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)は、2022年11月で活動を始めて満7年を迎えます。
最初の1年半は「うまくいかなかった」ので、活動のスタイルを変えました。グループ内で「第2章」と言っている局面はここから始まっています。
さらに、ここ2年半は新型コロナウイルス感染症の流行で満足な活動が出来ているとはいえません。
つまり、7年のうち4年は「うまくいっている」とはいえない時間を過ごしているのです。メンバーは歯を食いしばって、「うまくいかないこと」に立ち向かっています。すごいと思います。感謝もしています。そうやって、なんとかスペーズを維持してくれているのです。
きっと、これからも「うまくいかないこと」が待ち構えていることでしょう。それでも、スペーズは「何かを良くするため」に活動を続けていきます。
これからも男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)を、どうぞよろしくお願いいたします。
以上
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