「アイドル」という「素敵な仕事」
先日、屋外でアイドルグループのライブを見学させていただきました。
屋外なので振りマネも自由ですし、マスクさえしていれば声出しも多少は認められていました。ステージで歌って踊るアイドルを見ながら、お客さんはペンライトを振り、ダンスを真似て踊っていました。
誰もが明るく晴れやかな表情をしていて、屈託がなく楽しそうに飛んだり跳ねたり手を振ったりしていました。みんながすごく幸せそうでした。
その様子を見ていて、突然、「当たり前の事」に気が付きました。
「こんなにお客さんに自由に楽しんでもらって、みんなを笑顔にできるライブの仕事って他にはないかも」と。
ロックのライブコンサートでもお客さんを笑顔にできますし、テーマパークのパレードだって体を動かして楽しむことはできます。笑いたいのであればお笑いライブでもいいと思います。
でも、「アイドルのライブ」は、そのどれにも属しません。大がかりなステージも必要ありませんし、遠隔地に行かなくても近場で楽しめます。交流会では至近距離でコミュニケーションもとれます。費用もそんなに高額ではないでしょうから、手軽に楽しめるのだと思います。とてもお客さんとの距離が近いエンターテインメントなのです。
「他に表現する単語がないから、一口に『アイドル』と言ってしまうけれど、『アイドル』というのは『人を笑顔にできる人たちの仕事』のことなんだな」と気が付いたのです。
こんな『仕事』は、なかなかありません。どうやったら、一度にあんなに多くの人を笑顔にできるのでしょうか。どこかが特別だと思いませんか?
『アイドル』というのは『素敵な仕事』だと改めて気が付いたのでした。
以上
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