コロナ地雷

 桐山 涼が「陽性」となってしまいました。

 これ以上、メンバーに新型コロナウイルス感染症の「陽性反応」が出たり、罹患していなくても「濃厚接触者」になった場合、グループ自体が出演を辞退することがあると思います。


 その時は、どうかご容赦願います。


 スペーズのステージをご覧いただくことを楽しみにしていた方には「どうして?」と言われるかもしれません。しかし、エンタメの世界にいる者の責任としても感染の拡大は防がなければなりません。今以上に感染が拡大すれば、我々は再びパフォーマンスする場を閉ざされてしまうかもしれないからです。

 

 今回の第7波はやっかいです。第6波までとは比べ物にならないくらい身近なところにまで感染が広まっています。

 「いつ」「どこで」感染したり、濃厚接触者になったりするかが全く予測できません。


 まさに「地雷」のようです。


 以前のように「どういうルートで感染したか」ということが検証されることがなくなりました。もう、意味がなくなっているからです。それほどまでに突然、「感染リスク」が目の前に出現するのです。


 先日、出演したイベントの関係者が「陽性」になりました。どこかで接触しているかもしれないからとスペーズに連絡をいただきました。とても助かりました。

 そのお陰で、稽古を休み、メンバー同士の会合を避けることができました。誰が感染していて、誰が感染していないか、まったくわからないからです。一定期間、体調変化を観察し、抗原検査を実施することになりました。


 やっかいなのが「陽性」の人は「自覚できる症状が出る2日間前」からウイルスを周囲に発する、ということです。つまり、症状が出る前にはすでに誰かにうつっているかもしれないということなのです。

 一見して健康そうな人が、実はウイルスキャリアであるかもしれないのですから、打つ手はありません。ただ、その人にはなんの責任もありません。まったく気が付かないうちに「地雷」を踏んでしまうようなものだからです。


 我々にできるのは、「疑い」があるときは、一定期間、対外接触を避けるしかないということです。

 スペーズのスタッフにも「濃厚接触者の疑い」という地雷が迫ってきています。お客さんにご不便をおかけすることになるかもしれません。その時は、どうかご容赦願います。


 どうぞ皆さんも自衛して、感染リスクをコントロールしてお過ごしください。

                                                以上

男装パフォーマンスユニットSPADES

名古屋・栄を拠点に活動する「男装」のパフォーマンスユニット。 歌・ダンス、芝居、お笑いと幅の広いジャンルで活動しています。 キャッチコピーは「あなたの夢を叶えます」。