新しい挑戦、壁、成長。
男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)は、単なる「歌って踊る男装アイドル」ではありません。
これからやって来る「多様性の時代」に向けて、性別にとらわれないタイプの新しい「才能」の発掘と育成がスペーズの目的のひとつです。特にメディアで活躍できる人材の輩出を目指しています。
6年以上の間、スペーズはメンバーに常に「課題」を与え続けてきました。「歌、ダンス」は当然ですが、「演技」、「お笑い」をレッスンのカリキュラムに組み込んでいるグループは多くはないでしょう。そういったものもメディアで活躍できる人材には必要だと考えているからです。
「歌」についても、アイドル楽曲の主流がロックなのに対して、スペーズはファンクミュージックを基調としたものからムード歌謡曲まで大きなふり幅をもっています。
「ダンス」もヒップホップだけではなく、ロックダンス、ジャズダンスからバレエの要素や日本舞踊までも覚えなければなりません。
他のグループと比べると、メンバーにかかる負荷は相当なものでしょう。
課題が与えられるたびに、メンバーは悩み苦しみ、時には苛立ったりしています。しかし、どんな時も壁を超えて、ひと回り成長した姿をお客さんに披露してきました。
メンバーそしてグループを成長させるためには、どうしても「新しい課題」が必要になります。それを提供していかないとグループは「慣れ」から「淀んで」いきます。そして、「課題」を克服することを手助けするのは運営の大切な仕事です。
今、スペーズのメンバーは「新しい課題」に取り組んでいます。未知だったものに挑戦し、どう表現していったらいいのか、とても悩んでいます。ここまで来るのに一年ほどの時間がかかりました。でも、お客さんに披露できる日は、もうすぐだと思います。
今までもこういう時期は何度もありました。苦しむメンバーの姿を見るたびに、スペーズの歌が頭の中で鳴り響くのです。
♪「困難」は「希望」の手前にしかない
そんなんが目の前にあるならLucky
みんな挫けちゃうんだ だいたい
急がば回れで結果オーライならいいじゃん
(楽曲「アノソラヘ」)
♪ 明日、明日、明日には
棘 (いばら) も喜んで 踏み踊ろう
輝く誰かになれるTicket (チケット) 片道の分だけ
(楽曲「アシタニハ」)
メンバーの成長した姿を皆さんにご覧いただく日が楽しみでなりません。
以上
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