“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十四通目『思った時にすぐやる』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十四通目『思った時にすぐやる』
例えば、部屋の隅に平積みしてある雑誌を見て、「今度、片付けよう」と思う。
カバンの中に使わない物がたまってきたのに気が付いて、「次の休みに仕分けしよう」と思う。
パソコンのデスクトップ画面が不要なアイコンで埋め尽くされているのを見て、「仕事がひと段落したら整理しよう」と思う。
君が日常的にそういうことがある人だとヤバいです。
「今度」って、いつですか?「次」なんてありますか?「ひと段落」するでしょうか?「今度」とか「次」とか「ひと段落」した時には必ず、「その時にしなければならない別のことが発生している」のです。
違いますか? いつだって、そうじゃないですか? だから「積み上がっていったり」、「いらないものがたまっていったり」、「ぐしゃぐしゃになったり」していくのではないでしょうか。
それは、君の「考え方のクセ」のひとつなのです。
「今は面倒だから、やめておこう。でも、次に片付けるつもりだから、それで自分の気持ちを納得させておこう」という「考え方」をいつもしてしまう「クセ」があるのです。
これは、ヤバいです。特に他人と競って勝ち上がっていこうという芸能の世界で、そんな「考え方」の人が勝てるわけがありません。誰よりも「上へ」、誰よりも「先へ」、誰よりも「多く」を目指す人が、「後でいいや」と思っていたら、生き残れるわけがありません。違いますか?
そういう「クセ」には直す「クセ」を付けましょう。
難しいことではないです。「気が付いたり、思ったりした時にやると幸運に恵まれる」と思って取り組んでください。
たいていの場合、片付けをしたり取り組んだりして「損をすることは」ないです。むしろ、なんとなく「気分が良くなる」はずです。そうすると「あ、幸せかも」と思えるはずです。
これを繰り返すうちに「片付けるものは減り」「無駄な時間は減り」「ストレスも減る」ので「考え方のクセ」も修正されていくでしょう。
芸能の世界において、「後からでいいや」はあり得ません。
チャンスの神様には前髪しかないって聞いたことありますよね。
「思った時にすぐやる」。
そういう「クセ」がある人と、そうでない人の「結果」には天と地ほどの差が生まれるのです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十三通目」は2022年6月22日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十五通目」は2022年7月6日の記事
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