“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十三通目『芸能の十か条』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十三通目『芸能の十か条』
ある大手広告代理店には70年前につくられた広告マンの十か条があります。ただ、ライフワークバランスや働き方改革という考え方が広がりつつある昨今では「前時代的だ」という理由で表にでてくることはなくなりました。
しかし、「鬼十則」(おにじっそく)と呼ばれる10個の行動規範は「芸能の世界」においては「いまだに生きた格言」なのです。
芸能の世界向けに、原文からは少し表現を変えて紹介します。
1. 芸能の仕事は、待っているだけではダメ。自ら探さないといけない。
2. 芸能の仕事は、言われたことだけを受け身でやっていてはダメ。自分で工夫して表現しないといけない。
3. 大きな仕事を目指せ。小さな仕事に終始していては成長しない。
4. 難しい仕事には喜んで取り組め。それを成し遂げるところだけに進歩がある。
5. 一度、取り組んだら諦めてはダメだ。絶対に諦めてはダメだ。目的を達成するまで続けよう。
6. 周囲は引きずり回したほうがいい。引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画をたてよう。長期の計画があれば、我慢できるし、工夫と努力ができる。そうすると希望が生まれる。
8. 根拠がなくてもいいから、自信を持とう。芸能の世界で生きたいという君は、それだけですでに自身を持っていい。
9. 常に周囲に気を配ろう。少しの油断もあってはダメ。お客さんに対するサービスとはそういうものだ。
10. 自分の意見は言って良い。個性は芸能で生きるための武器だ。君はほかの誰でもない君なのだから。
この十か条のどれもが、芸能の世界で生き残っていく上で大切だということをわかってくれるとうれしいです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十二通目」は2022年6月15日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十四通目」は2022年6月29日の記事
0コメント